どうもこんにちわ ライターのざわと申します

 

皆さん、自粛期間は何をされていますか?

気軽に外出することも出来ず不満の溜まる状況が続いていますが、私はこの期間を利用してとある趣味を見つけました。

 

それは……

 

 

ラップです。

自粛期間中 MCバトルにドハマりし、iPhoneのプレイリストが日本語ラップで埋め尽くされてしまいました。

 

聞くだけでは飽き足らず、家族が寝静まった深夜 自室の壁フリースタイルラップを仕掛けるほどのハマりよう。

はたから見れば奇行に映りますが、”リズムに乗りながら思ったことを口に出す”という行為はストレス発散がしづらい今 非常に有効な手段と言えるでしょう。

 

そして、白い壁と対峙し無我夢中で言葉を吐き出す内にこんな考えが生まれました。

 

日常の不満をラップでディスって曲にしたらもっとストレス発散になるんじゃない!?

詰め込めみ過ぎた感は否めませんが、「不満」「ディスる」(侮辱する)この二つを掛け合わせて快楽に溺れないはずがありません。しかも、曲として仕上げることで承認欲求も満たせる隙のない構成。

もう、いても立ってもいられないので早速やっていきましょう!!!

 

 

不満を書き出してみよう

まず初めに、曲の根底となる日常で感じた不満をノートに書いていきます。

しかし、筆者の身分は実家でのうのうと暮らす大学生。正直な話、社会人の方々に比べれば不満がそこまであるわけでは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

めっちゃあったな。

 

 

 

ただ、よく見ると異常に質の低いモノも紛れ込んでいるので、まともな不満をいくつかピックアップしまとめることに。

 

 

上記の不満を軸として進めていきましょう!

 

 

ビートを作ってみよう

続いては、ラップの心臓ともいえるビート作りにチャレンジします。

音楽の知識は0ですが、声の大きさのみで合唱コンクールのソロパートを任された経験でカバーできるはず。早速調べましょう。

※ビート‥ラップをする際、後ろで流れている音楽。メロディーに対して、ドラムやベースの音を足したもの。

 

 

 

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あぁぁぁぁぁぁぁ!!!

 

 

 

あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!

 

初心者が足を踏み入れるべきではない部分でした。あきらめましょう。

 

 

このままだと「声のデカい奴が不満をいっぱい書いた記事」が出来上がるので、ビートの作成はオモコロ編集部ヤスミノさんにお願いすることにしました。

 

とりあえず、自分なりの要望を伝え待つこと1週間……

 

 

 

 

 

本当に届きました

 

 

 

歌詞を考えてみよう

題材、ビートも決まり最後は歌詞作りに取り掛かります。

序盤の失敗を繰り返さぬよう、今回はノートではなくWordに書き起こしていきましょう。

 

そして、ラップの作詞をする上では「韻」という避けられない要素が存在します。

画像のように言葉と言葉の母音を合わせることで韻を踏み、曲の聴き心地や印象度を上げているのです。

※「ん」「っ」「-」などは韻に含まない場合があります。

 

なので、まず「韻」を踏むことだけ意識して歌詞を作ってみましょう。

 

 

 

 

 

ダメでした

ケーブルの長さを存在しない謎のテーブルと比較し、二次元男性アイドルになりたがった挙句、栄光まで掴もうとしています。

 

この失敗を受け、韻を踏むことは脳内から完全に消滅させ歌詞に不満をぶちまけることのみに集中。

 

 

完全にやる気を失くし、この体勢でYouTubeを永遠に巡回してしまう日もありましたが……

 

 

 

なんとか 歌詞完成!

 

 

その後、自宅でレコーディングを行い

 

ちょっとしたMVを撮影したら……

 

 

曲が出来上がりました!!!!

(記事はもう少しだけ続きます。)

 

 

 

まとめ

今回の記事を通し、自らの手で1曲作り上げた中で気づいた点をいくつかご紹介します。

 

ビートは自作しなかったのにも関わらず、他の工程を仕上げるのに1か月近くかかりました。

プロとして活動し、高いクオリティの楽曲を年に複数リリースしているラッパーは化け物と形容するほかありません。

 

 

不満ディスろうが何だろうが、1曲作り上げる労力が全ての気持ちよさを上回ります。ストレス発散したいなら甘いものとか食べて下さい。

 

 

ただ……

 

唯一、良かった点を挙げるとするならば

 

コレに尽きます。

無敵感の説明は文章で説明しづらいので、こちらの映像をご覧ください。

 

このGIFはレコーディング直前の映像なのですが、見て分かる通り「俺は曲を作って自分で歌っている」という状態は人をここまでイキらせます。

この無敵感を体験してみたい方すげぇモテたい方などは、記事を参考に1曲作ってみてはいかがでしょうか?

 

 

 

私は勢いあまって母親に曲の感想を聞きに行った結果、就職に関する話を2時間ほどされたのでもう絶対にやりません。