こんにちは、ぴろぴろと申します。
僕はお笑いライブを見るのが大好きです。
今僕は、東京の渋谷にあるヨシモト∞ホールというお笑いの劇場の前にいます。
簡単に説明すると、このヨシモト∞ホールというのは主に吉本興業の若手芸人さんたちが出演する劇場です。
あのM-1グランプリで決勝に進んだり、バラエティ番組などに出ている芸人さんもこの∞ホールに多数出演しています。
そして僕は昔からこの∞ホールが大好きでよく見に来ているんですけど、
正直見るだけでは飽き足らず、自分も一度この舞台に立ってみたいなぁっていう憧れもあったんですよね。
でも、芸人になってここに立つには、下積みとかいろいろ大変じゃないですか?
できれば下積みとかなしで、このヨシモト∞ホールに立ちたいなぁ…
あ、そうか!!
そうすれば∞ホールの舞台に立つことができるし、しかもそのまま∞ホールで生活ができるなんて最高だ。
要するに部屋に∞ホールを作るというDIYですね。
自分だけの∞ホールを作って、その∞ホールで好き勝手できる!
よし、そうとわかれば早速材料を集めて、ヨシモト∞ホールの制作に取り掛かろう!
∞ホール作成〜部屋の掃除編〜
さて、早速部屋に∞ホールを作りたいと思うのですが、
実際の∞ホールの中はこんな感じになっています。
引用元:『東京渋谷「ヨシモト∞ホール」若手芸人のエネルギッシュなライブを観よう!』より引用
そして今回は∞ホールのこの中央部分、つまり舞台の部分を部屋に作っていこうと思います。
引用元:『東京渋谷「ヨシモト∞ホール」若手芸人のエネルギッシュなライブを観よう!』より引用
現在僕の住んでいる賃貸の部屋の間取りが下のような感じになっており、
今回はこの「洋室」の緑で囲った部分を∞ホールにしようと思います。
ちなみに現在の僕の部屋がこんな感じで、この右側の部分に∞ホールを作ることになります。
つまり、位置的にはこの左側が客席になるわけです。
ですので部屋の右側にある机やらを一旦どかします。
ペットボトルやサプリメントで散らかったこの作業用机も…
クローゼットにぶち込んでラクラク収納!
壁に残ったこういうおもちゃも排除し、
部屋の右側は真っさらになり、
簡単に∞ホールの下地が出来上がりました。
∞ホールはネットで画像検索をしてみると、様々な角度から撮った画像が複数あるので、
それらを参考にしながら∞ホールを作成していきます。
∞ホール作成〜モニター設置編〜
引用元:『東京渋谷「ヨシモト∞ホール」若手芸人のエネルギッシュなライブを観よう!』より引用
今回はこの中央のモニターを先に設置して、それを軸に周りの装飾を施していきます。
モニターの設置場所はもちろんこの出窓の部分で、
設置するモニターはこちらの49型のテレビになります。
僕の家にはAbemaTVこそあれど、普通のテレビはないので、急遽一人暮らしをしている後輩に無理を言って借りました。
そしてこれをモニターとして出窓に設置する場合、下の足の部分が邪魔なので、おもむろに取り除きます。
いい感じですね。
こうなってくると上のカーテンレールがかなりサムいので、一旦テレビをどけて…
おもむろに取り除きます。
DIYは時に、こういった引き算も重要になってきます。
これで違和感はありませんね。
また、このモニター設置場所の窓ガラスは以下のように白い板で覆い、直射日光がもろに当たるのを防ぎます。
余談ですが、このボコッとした部分は、出窓の奥行きを相殺して、モニターをスレスレまで前に押し出すためのブロックです。
そしていよいよモニターの設置にとりかかるのですが、
設置する前にあらかじめ必要なコードやケーブルを先に繋げておきます。まずは電源コード。
そしてパソコンとモニターをつなぐHDMIケーブルです。
実際のヨシモト∞ホールでは、ネタの最中にその芸人の名前がモニターに映し出されます。
そしてネタが終わると舞台は一旦暗くなり、モニターには次出る芸人の名前が表示されるのです。
今回はそれもやりたいため、前述のHDMIケーブルでパソコンからモニターに画像を出力できるようにしておきます。
ひとまずデスクトップにあった適当な画像を表示しています。
また、今回はモニターの高さを調節するために、以下のように木の板を敷きます。
そしてさらに0.8mmワイヤー(破断強度85kg)を使ってモニターを固定し、
地震などが起きてもモニターが地面に落ちるという事態を事前に防ぎます。
これで完全に準備が整いました。
∞ホールの核となるモニターの設置の完了です。
∞ホール作成〜中央部の装飾編〜
引用元:『東京渋谷「ヨシモト∞ホール」若手芸人のエネルギッシュなライブを観よう!』より引用
さて、次はこのモニター周りの装飾です。
モニター直下の部分はダンボールを、モニター両隣の三角形の部分は重量の少ない発泡スチロールの板を使用するのですが、
まず、中央モニターに対するその三角形の部分の縦横比を計測しておきます。
引用元:『東京渋谷「ヨシモト∞ホール」若手芸人のエネルギッシュなライブを観よう!』より引用
モニターと三角形の横幅の対比が1 : 3.5で、
テレビの横幅が106cmなので、三角形の横幅は27.5cmということになりますね。
ちなみにモニターは、実際の∞ホールのモニターの幅に合わせるため、このように横幅を狭めて使用します。
そして今度はこのダンボールの装飾部分を区切るため、各色(銀、黒、緑)の縦横比を計測します。
引用元:『Instagram – @mugendaihall』より引用
その数字を元に、ダンボールに線を引いていき…..
色の区分けができました。次はこのダンボールに装飾を施していきます。
今回使用するのは以下のシートやシールです。100円ショップや東急ハンズなどでかき集めました。
これらをカッターで切り取り、区分け通りに貼り付けていきます。
5時間くらいかかってようやく貼り付け作業が終わりました。
実はこれではまだ装飾は完成と言えず、
∞ホールをよく見てみると、各色の区切りの部分に金具っぽいものがありますね。
引用元:『東京渋谷「ヨシモト∞ホール」若手芸人のエネルギッシュなライブを観よう!』より引用
もちろんこれも作っていきたいと思います。
今回は以下のように画用紙を三角に折って、その上に銀色のシールを貼って、本物に近づけていきます。
できました。
それでは同様にモニター横の三角形の部分も装飾を施していきます。
これで中央モニター周りの装飾が完成です。
∞ホール作成〜両ウイング編〜
引用元:『東京渋谷「ヨシモト∞ホール」若手芸人のエネルギッシュなライブを観よう!』より引用
さて、次は今回の山場とも言えるほどの大掛かりな作業です。
この黄色で囲った部分の作成です。なんだか翼っぽいので、便宜上「両ウイング」という名前で制作を進めていきます。
縦幅がモニターの位置よりも高く、さらに両ウイングが左右非対称のデザインとなっているため、全く違う制作手順を2度行わないといけません。
まずは「左ウイング」の作成です。
モニター周りの装飾を行った時と同様に対モニターの縦横比をしっかり決めて、一番下の部分から作っていきます。
発泡スチロールの板を以下のようのに平行四辺形に切り取り壁に貼り付けます。
そして今回は一旦左ウイング全体の土台を作ってみてから装飾をすることにします。
以下のように各パーツを組み合わせながら左ウイングを作成していきます。
ちなみにこの時、それぞれの板を直接壁に貼り付けるのではなく、
こちらを使っています。
豆腐ではありません。先ほどのモニターの設置の際にも少し出てきたと思うのですが、発泡スチロールのブロックです。
これを以下のように壁に貼り付けて、その上から板を貼り付けています。
なぜこうするかというと、実際の∞ホールの両ウイングはモニター周りよりも少し前に出ているためです。
もちろん忠実に再現します。
そして左ウイングの仮設置が終わり、問題がなさそうなので、これらを一旦全て外して一つずつ装飾していきます。
そして装飾が終わったものを先ほど同様に設置していきます。
さらに銀の金具っぽいやつも貼り付けて…
左ウイングが完成しました。
金具に反射する光が猛々しいですね。
次は「右ウイング」です。
こちらも左ウイングと同様に、仮設置→装飾→本設置と進めていきます。
右ウイングが完成しました。
ということはこの時点で∞ホールの両ウイングが完成。
最後にこの両ウイングと部屋の壁の隙間を銀色のシールを貼った板で埋めて…
ついにヨシモト∞ホールが完成しました!
いやー、大変だった。。。
∞ホールに立つって大変なことなんですね。芸人さんたちの苦労が伺い知れます。
これでヨシモト∞ホールのいわゆる舞台部分は完成したのですが、
これではまだ足りません。
もう一つ、あるものを作りたいと思います。
∞ホール作成〜袖編〜
ヨシモト∞ホールに関わらず、お笑いの劇場には舞台に続いている「袖」という場所があります。
袖では次に出演する芸人さんが待機したり、後輩芸人が先輩のネタを見て勉強したりしています。
僕の家は1Kで、キッチンからそのまま部屋に繋がっているという作りになっているので、
今回はこのキッチンを「袖」にしたいと思います。
間取り図で言うところのこの「K」の部分です。
しかしその上でこの扉が非常に邪魔になってくるので…
確実に取り外します。引き算です。
取り外した扉は置く場所がないのでベランダに置きます。
ベランダは足し算です。
さて、これで袖が完成したのですが、ここにさらにちょい足しをしたいと思います。
僕には芸人の友人がいるのですが、彼に話を聞いたところ、
袖には舞台上を映し出す小さなテレビがあるとのこと。スタッフさんがそれを見ながら、BGMや照明を当てるタイミングを確認するためです。
そして芸人の間で人気のある芸人さんがネタをやっている時などは、そのテレビの周りに他の芸人さんが集まるそうです。
僕も自宅の袖で他の芸人さんに集まられたいので、袖にテレビを設置。至急先輩から拝借しました。
袖のこの位置にテレビを置きます。
さらに部屋の舞台の反対側にスマホを設置。それにHDMIケーブルを繋いで袖のテレビに繋げると…
舞台上の様子がこのテレビに映し出されます。
これで袖と袖にあるテレビが完成しました。
せっかくなのでモニターに「ヨシモト∞ホール」と表示してみることに。
開演前って感じでワクワクします。完成しました。
それでは早速ここで、普段通りの生活をしていきたいと思います!