こんにちは、店長と申します。
もう夏も終わりですね、皆さんはいかがお過ごしでしたか?

 

夏といえば海水浴・夏祭り・BBQ・ビアガーデン・肝試し・花火・フェス・キャンプ・流しそうめん・スイカ割り・虫取りなどなど、イベントが目白押し。

皆さんもそれぞれの『最高の夏』をエンジョイしたのではないでしょうか。

 

さて、そんな僕はと言いますと

 

 

 

 

はぁ、虚しい。

今年の夏は本当に何もしなかった。平日は朝から晩まで仕事

休日は家でダラダラして、Twitterを見て、酒飲んで、YouTube見て、寝て、起きて、メシ食って、ダラダラして、Twitter見て、酒飲んで、YouTube見て…

そんなことを繰り返してたら、あっという間に夏が終わってしまった。最悪すぎる。

 

他のみんなはこんな感じで、楽しく夏を満喫したというのに…

 

…ん?ちょっと待てよ。

僕はこの夏ずっとSNSに齧り付いてたので、こういう満喫してるっぽい写真を沢山見てきました。
けどよく考えると、こういう写真って

 

 

じゃないですか?海をバックに笑顔でジャンプしているだけでは?
この写真の直前に現地集合して、撮り終えたら全員真顔で解散してるかもしれないですよね。

でも、『それっぽい』ってだけで、満喫してるっぽい感じが出ている…

 

ということは、

 

 

はは~ん。いいことに気付いちゃいました。

どうやら、まだ僕にもチャンスが残されているようです。

 

夏をでっち上げよう

そうだ、大事なのは『満喫してるっぽいな~』とみんなに思ってもらえること。
夏をエンジョイしてる風の画像だけ作っちゃえばいいんです。

閻魔に見つかったら速攻で地獄に堕とされそうですが、四の五の言ってられません。

早速、フォルダにある写真を夏っぽく加工していきましょう。

 

No.1 空

いかがでしょう?

『過ぎ去りそうな夏を惜しんでいる感じ』がちょっと出てませんか?

なんとな~く出てますよね?どうすか?出てますよね!

夏といえば。青空を撮っておけば、基本的に悪い印象は与えません。
あとは伸ばした手も一緒に撮れば、なんとなく切ない感じを気軽に出すことができます。
運悪くあまり晴れていなかった時は、写真を白黒に加工すると良いでしょう。

 

 

…意外といける気がしてきた。よし、どんどんやっていきます。

 

No.2 水

水も空と同様、夏の謎の爽やかさを出せる頻出アイテムです。
夏というのはこういう、何かよく分からない雰囲気の集合体で構成されています。

「生き返る」「ぷはー!」などの言葉も添えておくことで、公園で水分補給するアクティブな雰囲気も出すことができます。
勘のいい人なら、『公園で遊んで喉が渇いたのかな?』と思ってくれるかもしれませんね。
でも本当に喉が渇いている人は、わざわざ水道の写真なんて撮りません。

 

 

No.3 塩

塩分補給も、自分のアクティブさをアピールできる格好の材料です。
1日中家にいたら、塩飴とか塩タブレットなんて要らないから。

ポカリスエットなども定番ですが、塩〇〇の方がより”通”っぽい感じを出せます。
慣れてきたら『手に1粒出して、今から摂取する臨場感を出す』など各自でアレンジするのもありですね。

 

 

No.4 ZIMA

チャラい人間しか飲まないモノの代表ことZIMA
「景気づけに~」とアゲアゲなことを書いておけば、さながら今からフェスにでも行きそうなイケイケ感が作れます。

多用しすぎるとただの飲んだくれだと思われてしまうので要注意です。
類似品としてスミノフもありますので、背景や雰囲気に合わせて使い分けてみましょう。
夜に撮るとクラブっぽいムードも出せるので、割と汎用性の高いアイテムともいえます。

 

 

No.5 駅

駅は旅やレジャーの出発点であり、ゴールでもあります。
そんな駅の写真と一緒に「帰ってきた~」などと書けば、あっという間に遠出したっぽい雰囲気の出来上がりです。「遠出した」と明言したわけじゃないのに、不思議ですね。

目立ちたがりの人は、駅名やロゴをデカデカと撮影するのもわんぱくさが出て良いと思います。
お土産コーナーやスーツケースを端っこに写すなどの小ワザも有りですが、あまりやり過ぎると“あざとい”と思われるので要注意です。

 

 

No.6 公園

信頼できる情報筋から聞いたんですが、人間は全員、夕暮れ時の公園に好意的な感情を持っているらしいです。
全員。1人残らず全員です。

余裕のある人は「時間を忘れるほど遊んだ」「こういうのも大事」など、意識高い系な学生起業家みたいなワードを入れてみるのも手です。
やり過ぎるとウザがられるので、嫌がられないギリギリのポイントを探してみましょう。

 

 

No.7 BBQ

こちらは応用編です。少しアイテム数が多いですが、
・割り箸
・透明なプラスチックのコップに入ったビール
・タレが入った紙の器
・それっぽい文章

を合わせると、今からBBQの肉を食べる人になりきることができます。
数百円のアイテムでBBQをエンジョイしてる雰囲気が出せるのは非常にお得ですね!

『自分はどうしてこんな事をしてるんだ?』という雑念からは目を背けましょう。
また、「あとは肉が焼けるのを待つばかり!」と書いていますが、僕はこれをファミマの前で1人で撮っているので永遠に肉が来ることはありません。
しかし大事なのは、あくまでそれっぽさを出すことなのです。

 


余談ですが画像だけを弟に送ったらクソボロにバカにされました。文章と画像の組み合わせが大事、ということがよく分かりますね。『みんちゃん』はマジで書いた記憶がありません。

 

 

…以上の7枚で、それっぽい写真すらほぼ底を付いてしまいました。
いくらフォルダを見返しても、風景の写真すらありませんでした。今まで何して生きてたんだろう。

ここからはさらにクオリティの下がったオマケと、最後にとっておきの1枚を紹介します。

 

No.8~12

中辛でした。

 

出してないし、こんな回答してもウケません。

 

 

書いてません。

 

 

全然美味くなかったです。

 

 

最後はこちら。理由はよく分からないのですが、
「また来年。」と一緒にライオンのぬいぐるみを撮ると、今年高校生クイズの予選に出場して落ちちゃった感じがめっちゃ出ます。

今回の検証1番の収穫かもしれません。

 

 

おわりに

というわけで、今回は色々と思い出をでっち上げてみました。
やってることが水曜日のダウンタウンのクロちゃんと大差なかったですが、背に腹は代えられませんでした。ごめんなさい。

 

皆さんも思い出がなくて困ったときは、手軽にでっち上げてみてはいかがでしょうか?

 

というわけでまた次回の記事でお会いしましょう!ありがとうございました。

 

 

よいしょ。

 

 

 

 

 

 

僕は今から部屋で1人で泣きます。
さようなら。