「ジブリ映画の新作タイトルの名前、知りたくない?」
「え? 『君たちはどう生きるか』ですよね?」
「うん、いや、まあそうなんだけど…」
「??? どうしたんですか? はっきり言ってくださいよ」
「オモコロに載せる記事が枯渇してしまったので単語シャッフル企画でお茶を濁すしかないんだけど、その題材が『新作ジブリ映画のタイトル』だから軽~くジャブを打ってみたら2手目で詰んだんです」
「はっきり言い過ぎ」
「もう本当にギリギリですからね、オモコロは。ライター求む!!!!!!!! みんな記事送って~~~~~!!!!!」
「こんなに必死な編集長なかなか見れない」
「というわけで、全く新しい新作ジブリ映画のタイトルをシャッフルで考えてみたいと思います!」
「有無を言わせず行くぞ!!!!!」
■全く新しいジブリ映画のタイトル作りのルール
1.プレイヤーはカードの山から2~4枚ランダムにカードを引き、台の上に置く
2.「の」「と」「を」などの助詞カードは使い放題
3.カードを開き、今まで見たこともないようなジブリ映画のタイトルを完成させる
4.いい感じのものができるとなんか嬉しいし笑えるので、夢だけど夢じゃなかった!
それでは全く新しいジブリ映画のタイトル作り、スタートです!
「ふぁぼ立ちぬ」
「『風立ちぬ』の続編、今度はSNSでウケることに魅了された男の話だね」
「ずっとスマホいじってるだけの最悪メガネ男を映画化するな」
「『連載マンガの1話だけを、引きがある文言とともに公開か…。美しい…。』」
「どこに美しさを感じてるんだ」
「『ウケねば。』」
「黙れ」
「イカのお寿司の恩返し」
「『猫の恩返し』に続いて、出ました! 待望の第二弾!」
「猫よりも人気がだいぶ下のものにしちゃったな」
「イカのお寿司って美味いよな~、って会議からスタートしたんだろうね」
「絶対その会議、寿司屋でやってるじゃん」
「すっぱいウンコ坂から」
「地名ふざけすぎ」
「主人公は下宿の『すっぱいウンコ荘』を切り盛りしてる」
「そんなとこに誰も泊まらん」
「ビットコインぽろぽろ」
「マイニングの話?」
「マイニングの話」
「じゃあ見ません」
「俺も見ないかな」
「ナチョス2」
「ピクサー映画?」
「間違えてピクサー映画の新タイトルを生み出してしまいました」
「しかも1がまあまあウケてるやつだ」
「これは実際、近い将来ピクサーで公開されてもおかしくない。先に商標取っといた方がいいかも」
「そういう商法、怒られますよ」
「ツバくれおじさんを止めるな!」
「だからさっきからジブリ映画じゃねえんだわ」
「『ツバくれは続行する! ツバくれおじさんは止めない!』」
「何の立場の誰なんだよ」
「ツバくれおじさんの監督?」
「そいつもツバくれおじさんと同罪か、それ以上の罪だからな」
「固(こ)ペニスの豚」
「ひどすぎ。ない言葉にわざわざルビを振るな、腹立たしい」
「作中の名言がカッコいいんだよね、『勃たねえ豚はただの豚だ』」
「ただの豚でも大体は勃つだろ」
「あ、ちょっと待って。もしかしてこれって……」
「手羽先のヨガ」
「何?」
「いや、『紅の豚』にリズムが似てるなって」
「そんなことのために1ターン無駄にするなよ」
「ひょっこりはんのBGMをすませば」
「『耳をすませば』の続編に、お笑い芸人を大胆起用!」
「耳をすましても、ひょっこりはんが出てくるだけ」
「『おまえさあ、フリー音源はやめた方がいいと思うぜ?』」
「ひょっこりはんにマジのアドバイスをしないで」
「だいじなやつ姫」
「作品のメインテーマが見つからなかったから、とりあえず『だいじなやつ』の姫ってことだけ決めた」
「メインテーマを見切り発車で進めないでよ」
「特に何の意味もない、なんだか重要そうなシーンだけが出てくる」
「これ以上話すと、なんか現代の商業映画批判みたいになってきそうなのでやめましょう」
>> この後も、全く新しいジブリのタイトルを発見します! <<