こんにちは、オモコロ編集部です。

 

今や人類共通のエンターテイメントとして、世界中の人達を楽しませている映画。アクション、恋愛、ホラー、青春などなど……そのジャンルは多岐に渡ります。

 

さて、そんな映画を観に行くと、上映前に必ず見ることになるのが、「予告編」です

 

 

※こういうの

 

その作品の内容をダイジェストでまとめ、観客の興味を惹かせる映画の予告編

 

短い時間でその作品の雰囲気などがわかるため、色々な映画の予告編をチェックしている人も多いのではないでしょうか。

 

……しかし、このたび我々は、映画の予告編のある法則』に気付いてしまったのです。

 

 

それがこちら。

 

 

そう、映画の予告編をよく見てみると、展開やセリフ、演出などが似ている予告編が多いことに気付いたのです。いわば、「映画予告あるある」が多数あるということになります。

 

……そしてもし、映画の予告編が「あるある」だけで構成されているならば、こんなことも言えるのではないでしょうか?

 

 

 

今回は、こちらの仮説を検証するため、実際に適当なテーマで映画の予告編を作ってみたいと思います。

 

 

そんな仮説を検証するため、今回集まったのはこちらの5名。

 

原宿:映画好きで、最新作は積極的に観ている。

永田:2児のパパ。映画好きだが、最近は子供にアンパンマンを見せられすぎて気が狂う際(きわ)にいる。

加藤:アクション映画好き。「酔拳2」のモノマネを永遠にしている日がある。

ARuFa:トイレが近いので、映画の日は水を一滴も飲まないようにしており、そのせいで脱水症状になったことがある。

モンゴルナイフ:恋愛映画が好き。予告編を見ただけで泣けるコスパの良い涙腺を持ちし者。

 

……今回は、この5人で「映画予告あるある」を詰め込んだ予告編を作る予定です。

 

まずは、イメージを擦り合わせるためにも、一体どんな「映画予告あるある」があるのかについて、話し合ってみましょう。

 

 

「映画予告あるある」を出し合ってみる

とりあえず、どんな『映画予告あるある』があるかを話し合ってみよう!

やっぱり有名なのは、映画を観終わった客が「○○サイコー!」って言うやつだよね。

ある!

舞台上にいるイケメン俳優が作品名を叫んで、それに女性客がコール&レスポンスするパターンもある。

あれ、一回やってみたいんですよね。みんなで「ホームアローン~?」「2~~~!!!!」って叫びたいです。

ホームアローンでは絶対やらなくない?

そういう客イジり系だと、“感動系”の映画で泣いてる客を映すやつも、よくありますよね。

 

 

ありまくる。そして自分が撮られてることに気付いたら、その場でゲロとか吐いて台無しにしてやりたいと思ってる。

“感動系”だけじゃなくても、“ホラー系”の映画でビビってるシーンをこっそり撮られてるのもあるね。

それに気付いた場合でも、ゲロ吐きながら自分の髪の毛抜きまくって台無しにしたいわ。

そいつが一番怖いな。

 

 

……思い返すと、ホラー系”の予告編は、かなり『あるある』がある気がする。

ホラー系の予告編は、ビックリ系が多い気がしますね。

ホラー系、女が洗面所で顔を洗ってると、だいたい鏡に何かが映って絶叫するよね。

停電してんのかってくらい真っ暗な洗面所で顔洗ってるし、ホラー映画の部屋、なんか常にホコリ舞ってる。

わかる。あと、ホラー系の予告、暗闇で誰かを探してること多すぎません?

そして、その暗闇からめちゃくちゃデカい効果音とともに化け物が出てくるんですよね。

 

 

そういえば、ホラー系の予告って、怖いことが起こる前に絶対『オオオオオオ~~!!』って効果音流れません?

ある!! 『オオオオオオ~~!!』って音がだんだん盛り上がってくるやつでしょ。

「オオオオオオ~~!!」の音が大きくなると、嫌でも怖くなりますね

ホラー系は、『オオオオオオ~~』からの『ドーン!』で、低い声でのタイトルが鉄板。

 

 

【イメージ動画】『オオオオオ~~』からの『ドーン!』で低い声のタイトル

 

完全にこれだわ……。

 

 

あと、”恋愛モノ”の予告編だと、冒頭に『大きくなったら一緒に○○しような!』って幼馴染と約束しがちですよね。

大抵好きになった女には秘密があって、予告の中盤で「彼女には秘密があった――」ってなりがち。

ありますね。あと踏切の向こう側の相手に何か言おうとしたら、電車が通っちゃうシーンもある。

電車だと、恋人を追いかけてホームを走る男と、その男が見えなくなって、突然ドア際で泣く女のシーンも大体ありますね。

恋愛モノの映画って、電車が欠かせないですよね。だから改札口らへんでイチャついてるカップルが多いのかもしれない。

 

 

あ、“恋愛モノ”の予告編で言うとアレない? 男が女に向かって『そういうの、鬱陶しいんだよ』って冷たく言うやつ。

めっっっっっっっっっっっちゃある。

“恋愛モノ”のシリアスなシーンだと、男はすぐ鬱陶しがるし、好きになるときは「おもしれー女」って言う

 

 

 【イメージ動画】男が女に向かって『そういうの、鬱陶しいんだよ』って冷たく言うやつ

 

そして、まあ一瞬だけシリアスになるんだけど、結局最終的には……

 

 

これですわ……

俺が胸張って「好き」って言えるの、お前だけだから……でもだからこそ、怖い

こんなに人を好きになったこと……初めてだよ……ッ

これだから恋愛モノはやめられないねぇ……

 

 

『あるある』を詰め込んだ予告編を撮ろう

ここからは、『あるあるを詰め込めば、どんなテーマでも予告編っぽくなるのか』を検証するために、実際に予告編を作ってみたいと思います。

ジャンルはやっぱり、“青春部活モノ”がいいんじゃないでしょうか。一番『あるある』がある気がします。

いいね!

じゃあ、『”青春部活モノ”の予告編あるある』を出し合ってみましょう

“青春部活モノ”の予告編、舞台はちょっと寂れた田舎町の学校ですよね。

最初は無気力な学生だったのに、何かのきっかけで部活にのめり込むのよね。

本人が気付いていないだけで、その部活の才能がメチャクチャある奴が一人いる。

そして、そいつがケガする確率100%

すごい嫌なタイミングで、部活を生徒会に潰されそうになるよね。

そういえば、”青春部活モノ”の予告編、中盤のシリアスな場面でBGMが一瞬無音になって、次の瞬間テーマソングのサビが流れて盛り上がりません?

流れます。そしてテーマソングのタイミングで、ヒロインが走りがち。

ラストのどさくさに紛れて、チューしてるかどうかの判定が際どいカットが一瞬映りがち。

ナレーションで「この夏、一番の青春物語」がち。

最後にタイトルが出たあとに、軽いギャグみたいなシーン挟まれて「コンッ♪」みたいな音が鳴りがち。

 

 

怒涛の勢いで「青春部活モノあるある」が出ましたが、まとめるとこんな感じでした。

 

そして、我々の仮説が正しければ、これらの『青春部活モノあるある』を詰め込めば、どんなテーマでも青春部活モノの映画っぽくすることができるということです。

 

……そう、どんなテーマでも、です。

 

 

そこで今回我々は、『湯豆腐』というテーマで青春部活モノの映画予告を撮影してみることにしました。

 

恐らく「青春」や「部活」というワードから最も遠いであろう『湯豆腐』ですが、映画予告あるあるを詰め込めば、それっぽく見えるのでしょうか?

 

 

……というわけで、実際に学校を貸し切って撮影してきたので、予告編動画を是非ご覧ください。

 

史上初、青春部活モノ×湯豆腐の映画予告。タイトルはそのまま、『湯豆腐』です。

 

 

 

 

 

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

 

……いかがでしたでしょうか。

 

「湯豆腐」というあり得ないテーマ設定な上、どう考えても高校生には見えない状態ではありましたが、『映画予告あるある』を踏襲しているシーンだけは、一瞬映画っぽく見える部分もあったかと思います。

 

 

そして、自分達で予告編を撮影してわかったのですが、映画撮るのってすごく大変なんですね。「あるあるばっかりだ!」みたいなこと言っちゃってごめんなさい。

 

今後はより一層、映画をリスペクトして生きていく所存です。映画最高。映画が一番最高です。あと寿司とかも最高。

 

 

 

 

いつもと違う景色で思い出を残しませんか?

さて、今回の撮影では一部のシーンがドローンを使って撮影されていたことにお気付きだったでしょうか?

 

使ったのはドローンのトップメーカーであるDJI製の「Spark」「Phantom 4 Pro」の2機種。

 

こちらの「Spark」はDJIで一番小型のドローン。屋内でも飛ばすことができ、ジェスチャーでの操作も可能!初めてのドローンに最適とのこと。

 

実際にオモコロ編集部でも飛ばしてみたところ、意外と操作が簡単で驚きました。三脚や自撮り棒のような使い方ができるので、ドローンはかなり身近な存在になっているようです。

 

 

こんな感じで今回の会議中も飛ばしていたのですが、顔の前をドローンがかすめると、話していることを完全に忘れるので、会議中に飛ばすのはやめた方が良さそうです。

 

 

そしてこちらはハイエンドモデルの「Phantom 4 Pro」

 

 

「Phantom 4 Pro」は、飛行時間が30分と長く、屋外でも安定した撮影が可能なので……

 

このように、神の視点みたいな動画を撮ることができます。

 

ドローンを使えば今まで見たことも無い景色や、一風変わった構図も思いのまま。何よりドローンが飛んでいるとつい笑ってしまうので、自然と笑顔の思い出が増えることでしょう。

 

 

思い出を飛ばそう。 with DJI

 

なお、現在DJI JAPANでは「#思い出を飛ばそう」キャンペーンを実施中!

 

ツイートするだけでDJIのドローンが当たるプレゼント企画や、日本全国のドローン空撮シーンが見られる「DJI思い出MAP」などのスペシャルコンテンツを公開中!詳しくは上記ウェブサイトをご覧ください。

 

いつものスマホやデジカメとはまた違った景色で、一生の思い出を残してみてはいかがでしょうか。

 

 

(おわり)