チュンチュン、チュンチュンだってさ。スズメってかわいいよな。
僕はスズメが好きだ。Twitterでも定期的に、その熱い思いをつぶやいている。
チュンチュン、チュンチュンだってさ。すずめってマジで可愛いよな。
— 宇内一童 (@EinsWappa) 2014年4月13日
チュンチュン、チュンチュンだってさ。すずめってかわいいよな。
— 宇内一童 (@EinsWappa) 2015年4月27日
チュンチュン、チュンチュンだってさ。スズメってかわいいよな。
— 宇内一童 (@EinsWappa) 2017年9月30日
スズメの癒やされる鳴き声が好きだ。地面をぴょんぴょん飛び跳ねる仕草が好きだ。手に乗せたくなる、そのサイズ感が好きだ。
スズメも僕のことが好きだろうか?
確かめたい。どうすれば確かめられる?
もしもスズメが肩にとまってくれたら、僕のことが好きだと言ってもいいのではないか?
僕は…
肩にスズメをとまらせたい。
【1日目】ただ待ち続ける
外で待ち続けていたら、奇跡的に肩にとまってくれるかもしれない。
実際に、ネットで検索すると「急にスズメが肩にとまってきた」と言っている人がおり、証拠の写真もアップしていた。
うらやましい…。
ひとまず、1時間ずっと座って待ってみることにした。
はたして結果は…!?
事前に聞きかじっていた情報によると「スズメはどこにでもいる」とのことだった。しかし1時間待って、1羽たりとも見かけることはなかった。
改めて調べてみると、スズメは午前中や夕方に活発に活動するらしい。今回の撮影時間は14時15分〜15時15分だったので、単純に時間帯が悪かっただけかもしれない。
【2日目】早朝に探しに行く
思い返してみれば、確かにスズメは午前中、とりわけ早朝にチュンチュン鳴いているイメージだ。
早起きして、外に出た。すると…
ヒュー! たくさんいるじゃん!!!
しばらく外の観察を続けてみたところ、スズメは早朝に限らず、日の出〜午前中なら大体チュンチュン鳴いており、見つけやすいことがわかった。
肩にとまってもらうなら、午前中が勝負と心得た。
【3日目】スズメに認められた人間を装う
ただ待っているだけでは、一向にスズメはとまってくれない気がする。そこで、スズメをだましてみることにした。
こちらは、タカラトミーアーツから販売されているおもちゃ「ヒーリングバード」。
振動を感知すると鳥の鳴き声が鳴るというスグレモノだ。
スズメに「あの人、スズメに人気があるなぁ」と思ってもらえたら作戦成功だ。
時おり貧乏ゆすりをして、鳥の鳴き声をわざと鳴らしながら待った。
人通りの少ない日陰に移動したりした。
はたして結果は…!?
連日の早起き&睡眠不足が体にこたえる。
この作戦は「勝算あり!」と思ったので3日間つづけた。しかし、肩にとまるどころか近くに寄ってくることもない。作戦変更を余儀なくされた。
【6日目】居心地のいい肩を演出する
次に、肩にエサを置いてスズメをおびきよせる作戦を思いついた。
しかし、コレはなんだか卑怯な気がするし、僕のことが好きというよりも「エサ目当て」になってしまうし、そして何よりも「野鳥を餌付けするな!」とお叱りのコメントが寄せられるに違いない。
しかし「肩に何かを置く」というのは良い発想だ。ということで…
「鳥の巣」を置くことにした。
こちらは僕(宇内と申します)が作った、鳥の巣を肩に乗せられる器具「ショルダーバードホーム」だ。
ガムテープで固定すれば、本を読むことだってできる。
しかし、スズメはなかなかとまってくれない。
スズメは人間の視線を敏感に察知するらしいので、アイマスクで目を隠してみる。
はたして結果は…!?
悲しくなってきちゃった。
【10日目】先人にならう
お笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザーさんは集中力がハンパなく、外で読書に没頭していたら両肩に鳥がとまったことがあるそうだ。集中した結果、気配を殺すことに成功したからかもしれない。
カズレーザーさんの身なりをマネて、集中して読書をする作戦だ。
集中しろ。
集中しろ、俺。
そして、完全に集中モードに入った、その時…!!
スズメが…肩にとまった〜〜〜!!!
奇跡が起こった〜〜〜〜〜!!!!!
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