こんにちは、ARuFaです。

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突然ですが皆さん、ファミレスはよく利用しますか? 僕は利用しまくっています。

中でも、値段が安くて美味しい『サイゼリヤ』は、学生時代からずっとお世話になっており、確実に100回以上は利用しています。

 

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イタリア料理を中心に扱う『サイゼリヤ』は、その手軽さから若者に人気のファミレス。

定番メニュー「ミラノ風ドリア」は、誰もが一度は注文したことがあるのではないでしょうか?

……さて、そんな人気店サイゼリヤですが、最近になって僕にはこんな感情が芽生えてきてしまいました。

 

それがこちら。

 

 

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「サイゼリヤで通(つう)ぶりたい!」

……サイゼリヤのメニューは、「これを注文しておけば間違いない」という安定感のあるメニューばかりで、新メニューも滅多に出ません。

 

それゆえ、どのテーブルでも同じような定番メニューが注文されているのですが、そんな中でこそ、周りをアッと驚かせるような注文や、変わった食べ方をして「あいつスゲェ…!」思われたくはありませんか?

 

ミラノ風ドリアが溢れ返る店内で、周りをビビらす注文をしてこそ、真のサイゼリストだと僕は思うのです。

 

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この気持ちを会社で共有したところ、「いや、サイゼリヤで一番通ぶれるのは自分だ」と豪語する器の小さき者が続々と集まりました。

 

……そこで今回は、集まった者の中から、誰が一番サイゼリヤで通ぶれるかを決定してみたいと思います。

 

題して、「サイゼリヤ・通ぶり選手権」です。

 

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挑戦するのは、サイゼリヤを頻繁に利用するこの4名!

 

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ARuFa:サイゼリヤで2000円くらい使って豪遊し、「豪華客船かよ」と言いながら泣いたことがある。

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永田:二児のパパ。夢は成長した息子と、サイゼリヤでデキャンタワインを飲むこと。

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加藤:どの店に行っても通っぽいメニューを頼むため参戦。好きなサイゼリヤのメニューは辛味チキン。

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ダ・ヴィンチ・恐山:サイゼリヤに行き過ぎて、店内のBGMをすべて把握している狂人。狂人なので仮面をかぶって参戦。

 

なお、今回のルールは以下の通りです。

 

 

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はたして、この安定感のあるメニューだけで、周りをビビらせることは可能なのか!?

 

それでは、通ぶり選手権スタートです!

 

 

1人目:加藤の通ぶり

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まず一人目は、加藤の挑戦。

中華料理店に行ったのにも関わらず、カレーライスを注文して周りを驚愕させた過去を持つこの男は、どんな手を使って我々を驚かせてくれるのでしょうか。

 

icon_kato「新メニューが滅多に出ないサイゼリヤ。そこで通ぶるなら、メニューにない物を新たに作り上げるのが良いのではないでしょうか?」

icon_arufa「……どういうこと?」

 

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そう言って加藤が注文したのは、「ミックスグリル」「バッファローモッツァレラのピザ」

 

icon_nagata「どっちも普通のメニューじゃん」

icon_kato「まままま、焦りなさんな……ここから新たなメニューが生まれるのだから……」

 

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そう言うと、ミックスグリルを細かく切り始める加藤。

 

icon_osorezan (1)「あっ、まさか!」

icon_kato「そう、細かく切ったミックスグリルを、ピザに乗せれば……

 

 

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icon_kato「新メニュー、『デラックスピザ』の完成じゃ~~~~い!!!」

icon_arufa「うわ~~~~~~~!!!!」

icon_kato「自分で新メニューを作ってこそ、本当の『通』ってもんでしょ。居酒屋でも常連客が新メニューを提案することがあるし!」

icon_nagata「めっちゃウマそう」

 

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早速、デラックスピザにかぶりつく加藤。はたしてその味は……?

 

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「バカの味」

 

icon_kato「ウマいんだけど、組み合わせがバカだから味もバカになってる」

icon_osorezan (1)「本当だ。小学2年生の味がする」

icon_arufa「食べた瞬間に、『クレヨンしんちゃん』って言葉が脳裏に浮かびました」

icon_nagata「これを食べてる人を見たら『なんだアレ?』とは思うけど、通ではないかな。バカだし」

 

加藤の『デラックスピザ』は、見た目のインパクトこそありましたが、味がバカすぎるせいで通度は40%という結果に。

ちなみに、ピザに乗せなかったミックスグリルのハンバーグは、普通に食べるそうです。

 

 

2人目:恐山の通ぶり

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二人目の挑戦は、ヘビーサイゼリヤユーザーでもあるダ・ヴィンチ・恐山

計算高く、理論派の彼は一体どんな方法で通ぶろうというのでしょうか?

 

icon_osorezan (1)「私は人間の五感……『味覚』『視覚』で皆さんを驚かせたいと思います」

「仮面こえ~」

 

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そんな恐山が注文したのは、『プチフォッカチオ』『アマレーナ』『メリンガータ』

サイゼリヤを代表する2大デザートと、プチフォッカチオを同時に注文したその意図とは…?

 

「これから皆さんの意識を、別のお店にワープさせたいと思います」

icon_nagata「仮面も怖けりゃ言いだすことも怖いな」

「まあまあ、すぐにわかります」

 

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そう言いながら、プチフォッカチオの中にメリンガータを詰め込む恐山。

 

「……永田さん、これを食べてみてください。みんなの知ってる”あるお店”に行けます」

icon_nagata「どういうこと? まあ食べるけど……」

 

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「ミスド!!!!」

 

icon_arufa「えっ?」

ミスタードーナツの味がする!! 正確に言うとミスドの『当たりドーナツ』の味!」

「……本当だ! 完全にミスド! 何だっけアレ、ほら、アレの味がする!!」

「なんだっけ、全然思い出せないけど、アレよね? あのおいしいやつ……」

 

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……その後、「ミスドの何の味だっけな~?」と、幸せそうな顔で語り合う2人。その意識は完全にミスタードーナツへと飛んでしまっています。

まさか、サイゼリヤでミスタードーナツの味が食べられるとは……まさに通しか知らないような味覚のマジックです。

 

……しかし、恐山の猛攻はまだ続きます。

 

「今のが『味覚』だとしたら、次は『視覚』でビビらせたいと思います」

「次は一体何が起きるんだ……」

 

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そんな恐山が注文したのは、『パンチェッタのピザ』単品。

本来は8等分などにカットして食べるものですが……

 

「ん? 何か変な切り方してない?」

「サイゼリヤのピザは比較的小さめですが、こうやって切ると……」

 

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でっけ!!!

めちゃくちゃデカいピザの一部みたいになってる!!」

 

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「人間は、一部を見ると全体像を把握しようとする性質があります。なので、このデカいピザを見た人は思うでしょう……『サイゼリヤにこんなデカいピザがあったのか!?』と」

「店員に特別扱いされているようにも見えて、通っぽい……」

「でも、食べにくいんじゃない? 食べてみてよ」

「そんなことないですよ! 見ててください!」

 

「チーズ、デロッデロじゃん」

「もったいね~~~」

 

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「オーケー、食べにくいのは認めましょう。あとデカくて味に集中できないから別にやらなくても良いです」

「正直だな~」

 

『味覚』『視覚』という二軸で通ぶった恐山の通度は、70%と高得点!

とはいえ、通ぶろうとするあまり逆にピザが食べにくくなるという策に溺れた部分もあり、そこだけが非常に惜しい結果となりました。

「下手な通ぶり、怪我のもと」という言葉にもあるように、通ぶりとは常に危険と隣り合わせなのです。

 

 

3人目:ARuFaの通ぶり

さあ、続いての挑戦者は、僕ことARuFa

この企画の発案者として、最高得点を目指して通ぶりたい所存です。

 

「他人から『通っぽい』と思われるためには、いかに相手の印象に残るかが大事だと思うんです」

「確かに」

「なので僕は、印象に残りやすい『序盤』『後半』にフォーカスして通っぽく見せたいと思います」

 

というわけで、まず注文したのは『トッピング半熟卵』『グラスワイン(赤)』

 

「まず序盤なんですけど、席に着いたら『半熟卵』『グラスワイン』を注文します」

「……?」

「そしたら、半熟卵とワインを一気に……」

 

「カッ!」

 

「ゴッ!!」

 

「これですわ」

「何なんだよ」

「そして、卵とワインを一気に飲み干した後は……」

 

飾ってある絵を見てニコニコします

「なんで?」

「駆けつけ一杯で卵とワインを流し込み、その後に絵画を楽しむだなんて、ハードボイルドで通っぽいと思いませんか?」

「通っていうか、頭のおかしいアル中じゃない?」

「頭のおかしいアル中として印象に残るだけでは?」

「そんなことないよ」

「……序盤はこれでいくとして、後半は何をするんですか?」

「後半は、あるものを注文します」

 

「すみません、『フォッカチオ』1つに『セットプチフォッカチオ』を5個つけてください

「は?」

 

注文したのは、『フォッカチオ』『セットプチフォッカチオ』×5

 

「フォッカチオに、セットプチフォッカチオのコンボする奴、初めて見たわ」

「これをどうするんですか?」

「……食事の後半って、色々な料理がテーブルに出ていますよね?」

「まあね、僕も今ハンバーグ食べてるし……」

 

サッ

 

「それをちょっと拝借して、自分のフォッカチオに味付けをするんです」

 

「フォッカチオ1つで何種類もの味が楽しめる……。これぞ相手の力を利用して通ぶる、名付けて『カウンター合気道ッチオ』です!!」

「こいつブッ殺されてぇのか」

 

「……もし怒られてもご安心を、そんな時はプチフォッカチオを相手の口に放り込めば丸く収まります

「確かに怒りがどんどん静まっていく……」

「フワフワしてておいし~」

「サイゼリヤにおいてフォッカチオは“通貨”も同然! ならばそれを大量に頼まない手はありませんよね!! この勝負、勝った!!!!

 

 

人として終わっているそうです。

 

 

4人目:永田の通ぶり

さあ、最後は永田の挑戦です。

慶応卒の高い知能と、持ち前のパワーを兼ねそなえた彼は、一体どんな方法で通ぶるというのでしょうか。

 

「僕は、サイゼリヤの持つ『イタリアン』というジャンルごと、ひっくり返してやろうと思います」

「どういうこと……?」

「まあ見てなって、おばかさん」

 

そんな永田がまず注文したのは、『キャベツとアンチョビのソテー』『ライス』。それを別の皿に合わせて盛って…?

 

「そんなんじゃ、我々はまったく驚きませんよ」

「まあまあ落ち着きなさいって、デラックスピザ太郎さん……」

 

「ここでさらに『ドリンクバー』を注文し、お茶を持ってきます」

「お茶…? あっ! まさか……!!」

「そう…………」

 

そのまさかじゃーーーーーい!!!!

 

そう叫びながら、熱々のお茶を躊躇なく注ぎ込む永田。ギャラリーは驚きを隠せません。

 

「さて、米に具材を乗せ、そこにお茶を入れて完成するものは……もうおわかりですね?」

 

 

完成! サイゼお茶漬け!!

 

「イタリアンが『和食』になった……」

 

「ちなみにサイゼリヤは、店員に頼めばがもらえるので、それを使って……」

 

「一気にかきこむ!!」

 

「うっまぁ……完全にお茶漬けですわ。むしろお茶漬けよりウマい。クソバカのARuFaも食ってみてよ」

「え~、そんな即席のお茶漬けが美味しい訳ないでしょ」

 

めっ!」

 

アンチョビの塩気が本当にちょうど良いし、何よりサイゼリヤでお茶漬けを食べてるこの状態が新鮮すぎる」

「本当だ、すごいおいしい……ピザを大きく見せてた自分が恥ずかしくなりますね」

「しかも、お茶漬けって完全に『通』っぽいし、これは我々の完敗だわ……」

サイゼリヤでお茶漬け食ってる奴がいたら、メチャクチャかっこいいですね……」

 

まさかサイゼリヤで和食を食べることができるとは驚きです。通度は圧倒的な95%、これはほぼ完全に「サイゼリヤ通」と言っても過言ではないでしょう。

 

というわけで、今回の「サイゼリヤ・通ぶり選手権」は……

 

 

永田の優勝です!

圧倒的な意外性、そしてコンセプトを覆す企画性、味の良さ……すべてが完璧でした。

 

なお、優勝した永田には、「半熟卵のミラノ風ドリアトロフィー」が贈られます。

 

 

……いかがでしたでしょうか。

今回の「サイゼリヤ・通ぶり選手権」、仲間と開催すると普段とは違ったサイゼリヤの楽しみ方ができるので非常にオススメです。

 

友達などとサイゼリヤに行った際は是非お試しください。友達がいない人はすみません。

 

というわけで、我々はたらふく食って満足したのでこの辺で失礼したいと思います。

ちなみに、これだけ食べたにも関わらず、お会計は1人1000円未満でした。

 

サイゼリヤよ……永遠なれ……

 

それではさようなら。

 

 

ARuFaの本が本日発売!

まんげ~~~~~