北海道土産として有名なROYCE'(ロイズ)のチョコレート、マジで美味しいですよね。

 

例えば「ポテトチップチョコレート」や「生チョコレート」などなど、

北海道の人は皆「お土産に持っていくならロイズだよな」と思ってるし、同時に「自分でもロイズのチョコ食べたいな」とも思っています。

 

北海道あるある「ロイズの保冷剤使いまわしがち」

ただ、地元の人でもロイズを食べるのって実は「お祝い・お礼の品」とか「手土産でもらう」みたいなシチュエーションがほとんどなんですよね。本当はもっと食べたいのに…!

 

あ~あ、どっかにロイズのチョコがたくさん売ってる場所ないかなぁ~

 

えっ!?

北海道の「空の玄関口」と呼ばれる新千歳(しんちとせ)空港に!!?

 

じゃぁ、アクセスも良くて内容も充実した最高のスポットってことじゃん!

 

 

そんなうまい話あるの!!?!?!?

 

 

ある

 

噂の直営店ロイズ チョコレートワールドにやって来ました。

国内線の到着ロビーから歩くと、大体8分ほどで着きます。

 

着いて最初に目に入るのは、恐らく2m以上はあるこちらのクマさん

ここチョコレートワールドのシンボル的な存在ですね。

 

オーソドックスなテディベアかと思いきや、手に持っているのはもしかして「鮭」…!?

ポップさと北海道らしさがミックスされてて( ・∀・)イイ!!

 

ロマン溢れるミュージアムエリア

 

ロイズ チョコレートワールド「ミュージアム」「ファクトリー」「ショップ&ベーカリー」という3つのエリアに分かれています。(ちなみに全エリア入場無料!)

まずはミュージアムエリアで、チョコレートのことを学んでいくぞッ!

 

最初の展示はカカオのジオラマ。全てのチョコはここから始まる…

直射日光を避けて植えられるため、現地では「甘えん坊の木」とも呼ばれているんだとか。(チョコだけに!?)

 

こちらはチョコとココアの製造方法を説明してくれるコーナー。よーく見るとパネル自体が板チョコになってる!

 

「カカオマス」とか「ココアバター」って、原材料表示でよく名前を見ますよね。実物を見るのは初めてかも(これは模型ですが…)

 

そのまま進むと「チョコレートの成立と発展の歴史」が学べるゾーンに続きます。展示品が盛り沢山なので眺めてるだけでも楽しめますよ!

 

チョコレートの起源は、約4,000年前のメソアメリカ(メキシコ南部から中央アメリカあたり)まで遡ります。

オルメカ文明に始まり、マヤ、アステカなど多くの文明社会がこの地に栄えました。

 

彼の地では「すり潰したカカオと水を混ぜたドリンク」が飲まれており、それがチョコレートの原型になったと言われています。

(『ふしぎ発見』の楽しい回みたいでめちゃめちゃ脳が刺激される!!)

 

時代が進み、現在一般的な「固形のチョコレート」が登場したのは19世紀半ばなんだとか。まだ200年も経ってないんですね…!

ガラスケースには、当時使われていた成形用の型(モールド)が並んでいます。

 

こちらはあまりにも「魚」すぎる型

この魚型チョコにキャラメルソースをかけたら、カレイの煮付けみたいになりそうじゃないですか?

 

このエリアで一番楽しめたのは、古今東西のチョコレート広告やパッケージの展示です。

本当に良かったので、好きなものをいくつか紹介させてください…

 

みんな大好きスニッカーズ!

1930年代・発売当初のパッケージなんだとか。(隣にはハーシーズもあるね!)

 

「なんか良い」キャラクター。(ミスターピーナッツっていう有名なキャラらしい)

 

このポスター、ちょっとジミヘンの『Electric Ladyland』っぽいな。

 

ボタニカルでかわいいココア缶。見てるとコレクションしたくなる!

 

「ステラおばさん」「おばあちゃんのぽたぽた焼」的な商品名ってずっと昔からあったんですね。

 

こちらは40~50センチほどある超大型の缶。当時どんな人が買っていたんだろう?

 

にしてもチョコ好きそうな顔してるな~。

 

ミュージアムエリアの密度、マジでスゴいです。

「アンティークな雰囲気」「ヴィンテージのデザイン」が好きな人は無限に観てられるので、飛行機や電車に乗り遅れたりしないよう本当に注意してください!

 

かっこいいマシンがあるファクトリーエリア!

 

ミュージアムの奥まで行くと、ロイズの工場見学ができる「ファクトリー」エリアへ繋がっています。ガラッと現代的な雰囲気!

 

先程歴史を学んだばかりなので、文字通りチョコの誕生から最先端までを一気に体験することになります。お得すぎ!

こういう導線の意図に気付くと、なんか「大人になったな」って感じますよね。(間違ってたらすみません)

 

ファクトリーエリアで一際目立つこちらの未来的なマシン。

チョコ製造の中枢となるスーパーコンピュータ…ではなく、「スパイラルクーラー」という冷却庫らしいです。

 

こちらはチョコレートが型に注入される様子。

願わくばこの機械から手に直接チョコを注がれたいな~。

 

最終工程では、ホローチョコ(中が空洞のチョコ)を冷やし固める工程や、職人さんのデコレーション作業が見学できます。

 

こうして出来上がったチョコレートが…

これだ!!

 

 

えっ!!?

 

 

オイオイオイ!!!

 

キュートすぎんか!!?!??!!?
(特に一人だけ別方向を向いてる手前の豚さん(ブーニィっていうらしい))

ところ狭しと並ぶ姿、細やかな装飾に思わず目を奪われてしまいますね!

 

職人の皆様、本当にありがとうございます…

 

直営店でお買い物しちゃお

 

最後は皆さんお待ちかね!直営店でたくさんお買い物しちゃいますよ。

 

ショップ内はとにかくカラフルでポップな雰囲気!

自分が「一人で来ている25歳男性」だということを忘れてしまいます。もう童心に帰らざるをえない!

 

入ってみると分かるんですが「当店限定」と書かれた商品がめちゃめちゃ多いです。「一面すべてが限定品」という棚もちらほら…

 

先程ファクトリーで見たホローチョコここの限定商品だったようです。箱に入った姿もキュート!!!

 


ウキウキフクロウ(限定)

お腹の模様がハートになっててかわい~~~

 


カカオポッド(限定)

カカオ型のホローチョコだけ急に実写でした。(中はアーモンドチョコが詰まってるらしい)

 

こちらはロイズ屈指の人気商品「生チョコレート」コーナー。実はここに写っている以外にも沢山のフレーバーがあります。

こうした「ラインナップの幅広さ」もロイズの良さの一つですよね。どれも美味しそうで本当に迷ってしまう…!

 

でもやっぱり予算もあるしな…

 

たくさん買っても食べきれないかもだし…どうしよう…

 

 

めっちゃ買っちゃいました。

歴史を学んで、工場見学もして、最後あれだけのチョコを目の当たりにしたら人間はこうなる。
もうね、抗えないの。

 

実食

 

 

こちらが今回買ったチョコレートたち。いや~買った買った。

そろそろ頭がチョコのことで一杯になってきたので、早速食べていきましょう!

 

「生チョコレート オーレ」 ¥864(税込)

やっぱりロイズといったらこれですよね!

「オーレ」は「ミルク入りの」という意味で、北海道の生クリームをふんだんに使った王道ミルクチョコ的なフレーバーです。

 

開けた瞬間から香りが良い!!

表面のココアパウダーと香り付けの洋酒が「上質なチョコ感」を醸し出してます。

フレーバーによってはもっとお酒の風味が豊かだったり逆にお酒不使用のものもあるので、初めての買う方はこちらのチャートを参考に選んでみてください!

 

スーッ…と沈んでいくフォーク…

「視界のフレームレート上がった?」と感じる程にスムーズな感触です。

 

カットした断面、なめらかすぎ…!?

「口の中でとろける」という表現がありますが、このチョコ以上にその言葉が合う食べ物を僕は知りません。

食感や甘味どれをとっても上質で、生きとし生ける全ての者へオススメのチョコだと思います!!

 

チョコレートワールドにあるベーカリーでは、この「生チョコレート オーレ」を使用した限定クロワッサンも食べることができますよ!(本当に同じ味がしました。感動)

 

人気商品もお手軽サイズで!

 

ナッティバーチョコレート[3本入]  ¥378(税込)
ロイズプチパック ポテトチップチョコレート[キャラメル]  ¥459(税込)

続いても人気商品から。たくさん入ったお土産向けパッケージも人気ですが、こういうお手軽サイズでも売ってるのが嬉しいね!!!

 

「一番好きなロイズのチョコは?」と聞かれたら、僕はこのナッティバーを選びます。だって本当に美味しいから…

サクサクしたナッツの食感はもちろん、素のミルクチョコの質が高いので1本でもかなり満足できちゃいます。

 

冒頭でも紹介した「ポテトチップチョコレート」ですが、今回はあえて食べたことがないキャラメルフレーバーを選んでみました。塩キャラメル的な味わいで美味しい!!

チップス部分が厚切りなおかげで、しっかり「じゃがいもの味」がするのも良いんだよな…

(※ポテチチョコのプチパックは新千歳空港でしか買えないらしいので、色々な味を試してみたい方にオススメ!)

 

マジの限定品も食べる!

 

左:プラリネショコラ(あらびきジャンドゥーヤ)[3個入] ¥459(税込)
右:牛乳トリュフ [3個入] ¥567(税込)

この2つは「本当にチョコレートワールドでしか買えない限定チョコ」です。

ナッツを砂糖でカラメル状に固めたのが「プラリネ」「ジャンドゥーヤ」はペースト状のナッツとチョコが合わさったものらしいです。ナッティバーとは違ったザクザク感が新鮮!

 

雪みたいに真っ白な「牛乳トリュフ」は、中のチョコクリームがトロトロ&コク深で最高!!

定番以外のチョコを食べることで、あらためてロイズというブランドの凄さに気付かされます。

 

みんなも行ってね

 

というわけで、「ロイズ チョコレートワールド」のレポートは以上になります!どのエリアも良かったし、やっぱチョコも美味しかったな~

 

「ロイズポップチョコ 」と一緒に記念撮影

ロイズのチョコは道内各地で購入できるんですが、やっぱり「空港の中にある」のと「限定品がたくさん」なのが良いですよね!

飛行機を使うならほぼ必ず行くチャンスがあるので、北海道旅行の際はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか!

 

それでは、ありがとうございました。

 

(おわり)