大都会東京

 

 

約158,000店

飲食店がひしめく街

 

 

おいしさのハードルが並ぶ東京で

 

 

うまさのハードルを越える

旨い店が知りたい!!

 

 

そんなうまさのハードルを越える『旨いハンバーガー専門店』が都内にあると聞いたので、実際に行って確かめてみることに。

 

やってきたのは池袋駅(東口)、そこから歩くこと約7分。

たどり着いた先にあったのは……

 

No.18の文字

 

【No.18(なんばーじゅうはち)】

2014年9月にオープン。食べログ3.7の高評価を集め、百名店にも4度選出される人気店。(※2022年8月現在)

あまりのおいしさから、数多くの雑誌やテレビ番組に紹介され、過去にはテレビ東京で放送したドラマの舞台にもなるほど。

 

 

目に飛び込む美しいハンバーガーの看板

 

店先にはパンの神様と呼ばれている新宿「峰屋」のコンテナが!!!

ラーメン店でも、こんな感じでどこの製麺所を使っているのかを見せてくれるところは味に自信があるお店が多いらしいですね。これは信頼感があるぞ。

 

うまさのハードルを確かめるのは、ハンバーガーを食べ歩くのが趣味というオモコロブロス編集長・かまどさん。

 

店内に入るとメニューを吟味し始めました。

すると……

 

『めちゃくちゃ迷うな』

 

16〜20種類あるハンバーガーに迷うかまどさん。

 

『こりゃあマジで迷うぞ』

 

『全部うまそうだから、メニューが決められない』

かまどさんはこういうとき「初めてはまず一番スタンダードな物を選ぶ」と決めているそうですが、今回はかなり迷っているようです。

 

かまどさんがメニューを決められずに悩んでいると、店の奥から男性がやってきました。

 

オーナー:長谷川敬洋さん

お店で一番好きなハンバーガー『ダブルバーガー』

 

『いつも初見のお店で注文をする時に迷うんですけど、オススメのメニューってありますか?

 

『私が初見のお店でいつも頼むのは……』

 

一番シンプルなハンバーガーです

(スタンダードバーガー)

 

『シンプルなバーガーだと、お店のレベルがわかりやすいので注文します』

 

『ただ、同業者だってバレるとめちゃくちゃ嫌な顔されますけど』

 

嫌な顔されることある!?

 

『初見で嫌な顔されたくないな…』

同業者じゃないから嫌な顔はされないんじゃない?

 

『俺どうしたらいい?』

こんなに悩むかまどさんの姿、入社してから初めてみた。

 

『ちなみにこの・・・』

 

自家製ベーコンで

お店の味を確かめるのはありなんですか?

 

自家製でお店のレベルを調べるのもありですね。その店のこだわりもわかるので』

 

かまどさんは「自家製ベーコンチーズバーガー」を指差し、メニューを決定。

 

『あと、「こだわりウェッジカットポテト」もお願いします。僕はもう自家製とかこだわりって言葉に弱いので

そうなんだ。

 

『あと、特濃って言葉にも弱いです』

そうなんだ。知らないけど。

 

追加でこだわりのフライドポテトを注文するかまどさん。

どんな自家製&こだわりの商品が出てくるのか楽しみだ!!

 

特別な許可をいただいて調理場を撮影させていただくと

 

先ほど注文した「こだわりウェッジカットポテト」を調理中。

こだわり抜いた旬のじゃがいもを蒸して、その場で丸ごとカットする逸品。オーナーの長谷川さん曰く、『じゃがいもの味に納得できない日は出さない』とのこと。

サイドメニューなのにそこまでのこだわりがあるとは…!

 

フライヤーで揚げられるのを待つフライドポテト。

どんな仕上がりになるのか気になる!!!

 

さて、ハンバーガーに使うトマトは、糖度が高く食感もいい中心部分を使用。

 

大ぶりに切られたトマトとレタスがきれいに重なっています。あとは、パティと合流するのを待つのみ。

 

主役を飾るパティは鉄板ではなく、フライパンで丁寧に焼くこだわり。

 

フライパンで調理することで、焼き加減の調整がしやすく常に完璧な火加減でパティを調理できるそうです。また、お好みの焼き加減で注文することも可能!

 

 

数分後・・・

 

 

超うまそうなパティが現れた!

 

令和のゴールドラッシュ!!

パティの存在を覆い隠すかのように、とろっとろのチーズがのせられた状態で運ばれてきた。

この時点でパンに挟んで食べても、絶対に予想を超える味になるはずなのですが……

 

そのチーズの上にさらにチーズをのせ始めました。

これから一体、何がはじまるの!?

 

???

 

 

炙り?

 

 

チーズがバーナーで

炙られていく!!

 

 

全人類がアガる瞬間だこれは

 

 

完成品のパティがこちら

今までいろんな記事の撮影をしてきましたが、一番おいしそうな瞬間に立ち会うことができました。

調理工程だけで、ハードルをひとつ越えていったぞ。

 

さて、かまどさんが注文していた自家製ベーコンもフライパンで丁寧に焼かれ・・・

 

合流

 

こんがりとオーブンで焼いたバンズに……

 

自家製のタルタルソース

 

自家製のオレンジマスタードを塗り

 

バンズの上にパティと自家製ベーコンをのせ、トマトとレタスをのせたバンズを合わせると

 

自家製ベーコンチーズバーガー

完成

 

あまりのボリュームに驚く自家製フェチのかまどさん。

いきなりこんなに旨そうなハンバーガーが目の前に現れたら、ビビりますよね。

 

まずは、ハンバーガーを食べる前に、「こだわりウェッジカットポテト」を実食。

 

気になるそのお味は……

 

めちゃくちゃ旨い!!!

 

『何これ! 初めて食べた! 外はカリッカリなのに、中は柔らか〜でめっちゃ美味しい!

自家製のトマトケチャップも燻製されてるらしいけど、香りも最高ですげー贅沢! フライドポテトとハイボールだけでもう十分…なのに、まだハンバーガーもあるんだ。最高すぎ』

かまどさんの感想だけで、めちゃくちゃフライドポテトが食べたくなってきた……。

 

ハンバーガーを食べる

【自家製ベーコンチーズバーガー】

パンの神様と呼ばれる新宿「峰屋」が手がけた最高峰のバンズに、オリジナル食感のため手作業にこだわって作った牛肩ロース100%のパティにチェダーチーズをトッピング。

自家製ベーコンは塩漬けにした後、低温調理を重ね燻製を施すこだわり。丁寧に仕込むことで普通のベーコンには無い柔らかな食感を実現。

 

かまどさんはハンバーガーに刺さったピック(串)を抜く作業のことを、『マスターソードを抜く』と呼んでいるそうです。呼ばない方がいいんじゃないかな。

 

ズズ…ッ

 

無事、抜けた後の表情がこちらです。

かまどさんってこんな人相でした?

 

ハンバーガーを片手に笑顔のかまどさん。

 

果たして、うまさのハードルを越えることができるのでしょうか!?

 

気になるそのお味は……

 

うまああああああああ

 

うまさのハードルを越え、思わず二度見するかまどさん。

 

『すごい…。なんじゃこりゃ。これ本当にハンバーガーか???

 お店のハンバーガーを食べるときって「この店は肉が美味しいけど、バンズはあの店の方が好きかも」とか「美味しいけどチーズはあの店の方がよかったかもな〜」とか、パーツごとに好みが別れちゃいがちなんですけど、これはバンズ、野菜、チーズ、肉、全部スゴいです。全てのパラメータがカンストしてます。6V。

 具材それぞれがメインをはれる逸材だらけなので、ひと噛みで味わう情報量がスゴいことになってます。特にベーコン! 何これ!? めっちゃ柔らかくて、噛むというよりほどける感じ! すげー!』

 

 

こんなにピュアな笑顔を浮かべるかまどさん、出会ってから初めてみたぞ。

超えのハンバーガーを食べると人は素直に笑顔になるみたいです。

 

続いて、撮影で同行していた松岡もハンバーガーを実食。

注文したのはパティとチーズをダブルで堪能できる「ダブルチーズバーガー」。

 

【ダブルチーズバーガー】

最高峰のバンズに、まるでステーキのような食感と、さっぱりとした赤身肉の旨味が凝縮された極上のパティが二枚も味わえるボリューム満点の逸品。

濃厚なチェダーチーズの旨みと、モッツァレラチーズの旨みも同時に味わえ、一口食べれば即超えの旨さに到達するハンバーガー。

 

果たして、気になるそのお味は……

 

うまあああああああ

 

『最初にサクッとした食感の甘くて香ばしいバンズのうまみが来た後、パティの旨みが一気に来る!

ミディアムレアに焼かれたパティは、ステーキを食べているような錯覚に陥るほどジュワッとした旨みが溢れ、赤身肉のあっさりとした旨みが病みつきになるほど。

さらに、濃厚なチーズの旨味やオレンジマスタードが口の中で息吹く極上の構成。これは完全に超えの味!

 

先にハンバーガーを完食したかまどさんは、次に来た時に何を食べようかとメニューを見て選んでいました。

 

次はアボカドチーズバーガーを

食べるからな!!!

なぜかカメラに向かって、次回注文するメニューを予告しました。

 

 

 

 

 

めちゃくちゃ上機嫌なかまどさん。

超えのハンバーガーを食べると、人は陽気になるみたいです。

 

撮影の最後に、超えのハンバーガーを手がける長谷川さんにおいしさの理由について聞いてみました。

『実際に食べてみて、本当においしくてびっくりしました! 客が心配することじゃないんですが、これで採算とれてるのか不安になるレベルです』

 

『全ての具材にこだわりがあるように感じたんですが、これだけのハンバーガーを作るモチベーションってどこから来るんですか?』

 

『自分でお店をやろうと考えていた時期に、ちょうど「ミシュランガイド」でラーメン店が初めて選出されたのが話題になっていたんですよ。なので、自分も初めてミシュランを獲るハンバーガー店を作りたいと思って始めました

 

最初から全力でミシュランを獲るつもりではじめたので、味やクオリティを落とさずに上げ続けるしかないんですよ。原価率とか仕込みにかける時間はやばいんですけど、毎年自分で自分の首を締め続けています』

と笑顔で話す長谷川さん。

ミシュラン狙いでハンバーガー店を運営しているのすごいな!!

 

No.18のハンバーガーがおいしいのは、『ミシュランを獲るつもりでお店をやっているから』という世界基準の目標が理由でした。

どおりで美味しすぎるわけですね。かまどさんは『謎が解けた!』と喜んでいました。

 

2022年8月時点では、ミシュランガイドにハンバーガー専門店が選出されていません。

ひょっとすると、本当に世界初のミシュランハンバーガーに「No.18」が選ばれる日が来るかも!

少なくとも、そう期待させてくれるレベルのお味でした。

 

取材後、名残惜しそうにお店を眺めるかまどさん。

 

来週、また食べに行こ!

ハンバーガー好きのかまどさんがリピートしたくなるほど、「No.18」のハンバーガーは超えの味になったみたいです。

 

 

 

 

 

後日、本当に「アボカドチーズバーガー」の写真が送られてきました。ハマってしまったようですね。

あ〜、僕もこの味が食べたくなってきた!

 

またNo.18にハンバーガーを食べに行こう!

 

今回紹介したお店

 

店名:No.18(なんばーじゅうはち)【池袋】

住所:東京都豊島区東池袋2-57-2 コスモ東池袋105

営業時間:11:00〜15:00(ランチタイム)/18:00〜20:00(ディナータイム)

※ディナータイムのみご予約可能(ご予約のお客様のみワンドリンク制)

定休日:火曜日

 

【8月の営業情報】

 

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