第15回「罰金の事をチャンスと言う男
  

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OP/いとしいご主人様 ED/悲しみのラブレター
唄/森の子町子

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森の子町子さんのCDがインターネットで買える!

 

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僕は「観光地」というものがどうしても苦手。

旅行とか観光とか、それ自体は嫌いじゃないのに、観光地という存在を意識すると途端に楽しめなくなる。

ここに土産店とか現地のガイドさんとかまで出てくるともうお手上げ。ホント早く帰ってほしい。「帰りたい」じゃなくて帰ってほしい。観光地に。

簡単に言うと、自分のことを「観光客」として見られるのが嫌。友人と旅行しているうちは、一人称で旅を楽しめるのに、自分を観光客として捉える視線を感じたら最後、もう何にも没頭できなくなる。

母親と買い物してるところを同級生に見られたときと同じ気持ちだというと伝わるかな。自律神経が混乱して息子である自分と学生である自分が半ギアになるあの感じ。「観光地」を意識した時の居心地の悪さは、だいたいあれと一緒。

わかりやすいところで言うと、観光業を営む人たちに「へへっ…おいでなすったぜえ…カモが…」と思われてたらどうしよう、と考えてしまう。「ひひひ…そうですなあ…うちに来る人は皆さんこちらを買われていきますよ…」みたいなことを言われたら、京都で木刀なんか買えやしない。

わかりにくいところで言うと、今の時間は僕らにとっては非日常だけど、現地の人たちには日常なんだ、と考えてしまう。こっちは羽を伸ばして特別な時間を過ごしてるつもりが、「ここの人たちにはこれが普通なんだ。なんかはしゃいじゃってすみません…」と感情にブレーキがかかる。

もっとわかりにくいところで言うと、僕は外来魚だ、と考えてしまう。僕らは気まぐれで現地の生態を荒らすブラックバス。もしくは娯楽を食い荒らすエンタメイナゴ。僕らが去った後に「今日も手酷くやられたな…」「いや、今日のはまだ軽い方だ。地方移住者が来た日にゃ、こんなもんじゃ済まない」と絶望する人々と蝗害にあえぐ痩せた大地が思い浮かぶ。

観光業を営んでいる人が実際どう感じて生活しているのか知らないので、これらは全くの偏見で、全部僕の思い過ごし。大丈夫、分かってる分かってる。

そんで、こういうこと言ってると

「うだうだ考えすぎ」

「めんどくせー」
「向こうも商売なんだから」

「僕変わってるアピール乙」
「誰もお前なんか見てない」

とか思われるんでしょ? 大丈夫、それも分かってる分かってる。

でもさあ。

じゃあ、みなさん、祖母の遺影が見ている前でオナニー出来ます?「観光地」が見ている前で羽目を外すってそういうことよ? 飛躍しているようだけど、畢竟そういうこと。めんどくさいなんて言うなよ。

旅行に限らず一事が万事この調子で、誰も見てやしないのにやたらと自分がどう見えるかを気にしている。けど、それって僕だけの話ですかね?

 

END