第13回「新コーナー廃棄処分スペシャル
  

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人が見た夢の話ってマジでクソくだらねえカス話題だ。最初から夢の話だと分かってて駄話を聞かされるって最短距離で時間の無駄じゃん。何も得るものがないし、何にも資することのない麩みてえな時間が流れるだけ。

「あたしさっきすごく嫌な夢見ちゃってぇ…それで電話したんだけどぉ…その夢ってのがねぇ…」とかいう、まじで犬も食わないどころか、まっしぐらに軟便ぶりかけて後足で砂をかけておしまいなはずのトークテーマに付き合ってた頃のかまどはもういねえからな。

あの頃の俺も「うんうん、そうなんだ怖かったねえ…」とかよく言えたもんだ。話に付き合ってるふりしながら「まあ夢だけどね」「まあ夢だしさ」「まあ夢なんでしょ?」「まあ夢なんだから」「まあ夢だもんね」とあらゆる活用形を用いながら必死でこの時間の無益さを伝えようとしていたけど、それでも当時のかまどは健気だよ。今ならガチャ切りだし、あの時の電話代も返して欲しい。ライン通話がない時代に小一時間電話つないでたって度胸イかれてるだろ。

夢の話に対して僕はこういうスタンスなので、ラジオ内でみくのしんが「昨日見た夢の話を募集しま~す! ポピャオポピャオ~ん!!」と言い出した時は、奴の顔面に千とんで18連釘パンチぶち込んで向こう側の景色が見えるようにしてやろうかと思った。

どういう算段があってこんなコーナーを始めたのか問い詰めたい。何がどうなったら面白いコーナーになると思ったのだろう。当のみくのしんはすでに僕が処分してしまったので、今となってはその胸の内を尋ねることもできない。みくのしんが絶命する寸前、口内に血だまりを沸かせながらゴボゴボ言ってたけど、あれはきっとこのことを伝えようとしていたのだろう。合掌、である。

 

とはいえ、だ。

実際のところ、人が見た夢の話は「読み物」としてすごく面白いと思う。映画なり漫画なり小説なり、いろんな作品を評する時に「まるで悪夢のような…」「白昼夢のごとき…」みたいな文言が用いられることがあるし、そう形容されている作品がすごく好きだ。文脈や整合性に縛られない得体の知れない味わいが好き、皆もわかると思う。

ただ、完全に頭のイかれたなんでもありのメタメタなものはやっぱり冷めてしまうし、その舵の取り方が多分マニュアル化できるものではないので、あんまり量産化されない分野なんだと思う。なのに、夢はそれを簡単にやってのけるからすごい。「もしかして」で喋り始めたら「かもしれない」で結ばずにいられない、文脈の奴隷である僕ですら、夢の中では直截的な意味での夢のようなストーリーを描いていたりする。寝ながらにこんな魅力的な夢が作れるのに起きてる時に同じものが作れないのは不思議よね。

 

とにかく、だ。

みくのしんが募集したおかげで、本当に何十通も「昨日見た夢」のメールをいただいた。中には「あぁ~夢だねぇ~好きですこういうの~」とニンマリしたものもあり(ただ、大半は「!」を多用しながら性器の名称を書き殴っているメールでした。本当に反省してください。文面で奇声をあげるとか器用な真似すんな)、ラジオ上では発表しづらいものの、折角送ってくださったのにメールボックスで塩漬けさせとくのも申し訳ないので、幾つかここでご紹介させてください。

 

なんか晒しあげみたいになる気もするけど、いいじゃん。文句あるならみくのしんの墓前で言ってくれ。

 

 

ラジオネーム:どりゃどりゃ豚マンコ さん

ぷるるるるるっぴぃ~!こんにちは、豚マンです!ぴぃ!!

こないだ見た夢のコーナーに投稿させてもらいます! 私は普段から夢日記をつけているので、このコーナーができたときは「よっしゃ!俺の時代が来た!!」と思いました。ここ一年毎日休まずに夢日記をつけているので送るネタには困りません 笑

今回は昨日見た夢を送ります。夢の内容は一切改変せず、見たものをそのまま書き記しているので支離滅裂な部分もあるかもしれません。お見苦しいかもしれませんが、よろしくお願いします。

 

(以下、夢)
ドラえもんが穴だらけになったオレンジ色の服を着ている。
縦縞の服が良かった、などと泣きながら言っているドラえもん。
励ますしずかちゃん。あくびをするのび太。
俺、タイミングを見計らってトイレに隠れる。
のび太は俺のウンコに興味を持っている。
俺、トイレでのび太を待ち構える。便器にはオレの山盛りウンコ。
のび太、俺がトイレに入っていることを知り上から覗こうとする。
のび太、俺の巨大なウンコを見て驚愕、悲鳴をあげ転倒。
のび太の悲鳴があまりにも大きくて驚く俺。驚きすぎて転倒する。
転倒した瞬間に俺の肛門からのぞいているウンコがゴミ箱にズドンと入る。
まるでケツから木の棒を出しているような感触だった。

 

いいですよね! これ!
過剰書きのように連ねてあるのが、夢が頭からこぼれる前に必死に現世に書き留めた感じがしてそれもいい!

「穴だらけになったオレンジ色の服~」ってところもナイス。マジでなんなんだろうねコレ。急に「のび太は俺のウンコに興味を持っている」という一文が紛れ込んでるのもイカす。シラフでこれ言ってたらしかるべき処置が必要だけど、夢の中だとこういうのよく分かる。最後の「ケツから木の棒を~」ってとこのシズル感(シズル感?)もいいよね。

夢日記をつけているとのことで、本当に上等な趣味をお持ちだと思います。ぜひ拝見したい。これに「夢占い的には~」「夢分析によると~」みたいなアプローチは無粋だと思うし、ご本人もそういう気持ちで日記をつけているわけではないと思います。

 

メールいただき、ありがとうございます。
ただお前、ラジオネームは絶対変えろよ。

 

あと、もう1通だけ紹介させてください。

 

ラジオネーム:ファン倶楽部 さん

先日見た夢です。
僕は、あるスーパーで買い物をしていました。普通に買い物を終えスーパーを出ると、何やら異様な雰囲気。見渡すとそこには大勢の警察と並べられたたくさんの車。どうやら、駐車違反の車を一斉に取り締まっていたようです。

しかし、そこに並べられた車は特にお咎めもなく返却されるということで、自分も路上駐車してしまった意識があり並べられた車の中から自分の車を探し出そうとしました。ですが、一向に自分の車が見当たりません。なので、警察の方に「自分のこういうナンバーの車が見当たらないのですが… …」と聞くと、警察の方が「アッ」という顔をして「すみませんがこちらに来てください」と、別の場所に案内されました。

その場所には、確かに自分の車だけが止められており、周りには警察がたくさん。その中から一人の警察の方が近づいてきて、「これがあなたの車の中にあったのですが」といわれました。その手には一つのフライパンが。さらに、「鑑定の結果、このフライパンに血がついていました。」と。

ここで僕はあることを思い出したのです。
僕はこのフライパンである女の人(夢の中では知人と思っている人。実際は全く知らない人)を殴り殺し、火に放り込んだことを… …

ですがもちろんそんなことは言えません。
そこで僕は「いや、そりゃあそのフライパンで料理もしたんで血ぐらい付くじゃないですか!!」と言い、さらにいろいろな言い訳や屁理屈(何を言ったのかは覚えていません)を並べまくりました。

そしてどんどんあふれる涙。しまいには号泣してしまいました。そんな僕の様子を見たお巡りさんが「少し調べてくるので待っていてください」と言って僕のそばを離れました。

僕はその間も「ああ、今まで頑張った来たことが台無しだなぁ」とか、「就職もできなくなってしまう」などととにかく落ち込んでいました。

 

そして、ここで目が覚めました。本当に、心から夢でよかったと思います。

 

いいですよね! これ!
こちらは夢の話の中でも割とつじつまが合っている方だと思うのですが、すごく共感できるのがいい! なんかこの「ああ全てがおじゃんだ」という夢的終末観がすごくよくわかります。他人の夢なのに共感というのも変な話ですが。

この方は夢の中で女性を殺していますが、この「なぜかわからないが、夢の中ではそうなっていて、自分もそれを知っており、疑問を持っていない」という感覚って夢以外の場では体験できない演出だと思います。映画だったら回想シーン、小説だったら説明的に記述される部分だろうし。

 

メールいただき、ありがとうございます。
ここまでまとめるのって結構大変だったと思います、本当すみません。

 

以上、雑な紹介で申しわけありません。

 

他にもメールくださった方はいますが、全部紹介しきれなくてすみません。夢の話を文章化するって結構な労力だと思うし(ただ、大半はこれでもかというほど卑猥な単語をごり押しているメールでした。本当に反省してください。狂人のふりしてるつもりかもしれんけど、十分お前らイかれてっからな)、メールをいただいているのに紹介できないのって思った以上にストレスなので、この場を借りてお礼申し上げます。

 

多分、まだしばらくラジオは続けると思うので、よければこれからもお付き合いください。あまり間に受けずに聞き流してやっていただけると幸いです。

 

最後に、人として終わってるメールを紹介して終わりにしたいと思います。

 

ラジオネーム:ちょくのしん

オス、ちょくのしんだ。

ったくおめーら、ギャーギャー騒ぎやがって…。やかましいったらありゃしねえぜ。俺は みく とか ばく とは違ってあんまプルピーしねえからな。うるさいのは勘弁してほしいぜ…まったくよ。

これは初投稿のコーナーでいいのか? 別に感想とかはないんだけどよ。俺、感情ないし。

さてそれはそうと先週のみくのしん担当の放送ゴキについてだ。
いやいや、みくのしんらしさが出ててよかったぜ。このところ不調が続いていたから心配してたんだ。自分の良くない所、嫌な側面をきちんと理解していながら、どうしてもそれをやっちまったり考えちまったりするっていうのがいつものみくのしん節なんだな。最高だったぜ。

言っとくけど俺はみくのしんがブログにあげた陰陽師のクリアファイルの話がめちゃくちゃ好きだからな。あとかまどのつなぎの話な。ああいうテキストを読んでると、闇に包まれたクソみてーなこの世の中を少しだけ忘れることができるからな。

ま、おめーらもせいぜい薄汚れた社会でがんばれよ。
ウゥー!
チンコとマンコがドッキング!!パァーオ!!

 

親の前で同じ事言えんのかテメエ。

記載していたテメエのメールアドレスを晒してないのは、俺にかろうじて理性が残ってるおかげだからな。その代わり、片っ端からフィッシングサイトに登録してやるから覚悟しろ。法外な額の請求書握りしめて親に怒鳴られてこい。んで、そん時に親の前でこのメール読み上げろよ。泣きながら極上の笑顔でパァーオ!! って言ってみせろ。

いつまでもウンコチンコで喜んでると思うなよ。お前らもみくのしんのあと追わせてやるから、首にキリトリセン書いて座して待ってろ。

 

END