本としては、たったの5ページ。
...とはいえ、5種類のパズルを解かないと先に進めないのが、デザイナーBrady Whitneyさんによる「Codex Silenda」です。
すべてレーザーカットした木材で作られているだけあって、いかにも頑丈そうな見た目のパズル本。インクで描かれた2次元のパズルを飛び出して、3Dの複雑な仕掛けが詰まっているようです。
本のストーリーは、レオナルド・ダ・ヴィンチのもとで働く弟子が大きくて重い本を偶然見つけるところから始まります。そこには罠が仕掛けられていて、本の世界に閉じ込められてしまった彼らをあなたがパズルを解くことで助ける...なんていう設定になっているのだそうです。
5種類のパズルは、以下のとおり。どこに向かっているのかわからない円状の迷路や、仕掛けをアンロックするために14本のスライダーを動かして順序正しく並べたり、4つのルーン文字を使ったり...かなりチャレンジングなパズルです。
数量限定での量産を目指してKickstarterで始まったキャンペーンも、すでに3万ドルの目標資金額を6倍以上超えて達成されています。
先行注文では、レーザーカットされた木材部品が組み立て前の状態で12月後半に届くもので125ドル、組み立ててあるもので国際便も受け付けてくれる150ドル以上の選択肢もありましたが、残念ながらどれもすべて売り切れのようです。
とりあえず、こういう重厚感ある見た目で難解なパズルつきの本っていうアイデアから、インスピレーションだけでもいただいておきましょうか。
source: Brady Whitney via Dornob
Andrew Liszewski - Gizmodo US [原文]
(Rina Fukazu)