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いきなりすいません。

フェンシングがカッコいいと思いすぎて、つい叫んでしまいました。

 

「フェンシング」って知名度はバリバリあるわりに、実際「やってます!」っていう人には会ったことなくないですか?

 

僕のフェンシングの知識も「電気を使うらしい」ということくらいですが、そんな浅はかな知識でも格好良さはビリビリ感じています。

合コンで「趣味はフェンシングです」なんて言えたものなら「ええー!王子様みたい!野田くんステキ!」ってモテるかもしれない。

 

それほどの魅力があるフェンシング­……。

 

 

 

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そんな最高の競技、やる運命しか感じない!

 

そうと決まれば、早速フェンシングが体験できる教室を探しましょう!

ネットで検索して電話で確認したところ、2週間後なら体験できる教室があるとのこと!

その2週間、楽しみすぎて一睡もできなかった! 死ぬ!

 

 

 

いざ!フェンシングの体験へ!

 

2週間後。

ついにこの日がやってきました!

 

バスを乗り継ぎ、人気のない田舎町へ……。

こんなところで本当にフェンシングができるのかと不安になりつつも、なんとか体育館へ到着しました!!

 

どこにでもあるような体育館なので写真はありません。

あなたの思い描いている体育館で合ってます(撮り忘れましたすいません)。

 

 

 

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ご覧下さい、これが「大きなお友達」の図です。

 

 

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▼フェンシングあるある

 

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左腕が一切鍛えられないのでそこを攻撃すれば瞬殺です。

違ったらすいません。

さて、基礎も学んだので次はついに試合だ!!!!

 

フェンシング、実は「フルーレ」「エペ」「サーブル」の、3つの種目に分かれています。

 

それぞれルール攻撃範囲、そして剣の種類までもが違うので、一つの競技で三つの味が楽しめるというお得っぷり!

まるでポケモン! 好きなの選べーーー!!!

 

そして僕が今回体験するのは「エペ」だ!

 

 

 

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「どこに当ててもいい」というのは初心者にはありがたいですね。

 

ちなみに、オリンピックでメダルを獲得した太田選手が出場したのは「フルーレ」(軽い剣を用い、胴体への突きのみが有効)です。

 

 

 

 

いざ実践!

 

フェンシングの防具の着方を教わって着てみたら、まるでその後ろ姿はTバックを履いているかのよう……。

格好良さを求めてきたはずが……なんだか恥ずかしい!

 

恥ずかしさを隠すようにそそくさとお面を被りました。

 

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スチャ…

 

 

 

 

 

 

ああ…力がみなぎってきたああああ!!!

 

 

お面をかぶった瞬間の無敵感!

これは不良に助走付きのパンチを食らっても屁でもねーわ!

かかってこい!(お面外してる時は優しく撫でてください)

 

でも一つだけ、このお面の弱点を発見してしまいました……。

 

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▼フェンシングあるある

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しかし、そんな弱点も鼻息を荒くして空気の循環を良くすればいい話!!

 

いざ尋常に勝負だ!!!!!!

 

 

 

 

 

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ああ!怖い!!!ああ!無理!!!

 

剣こっわ!

(腰が引けてる左の人間が僕です)

 

顔面のベトベトが汗か涙かもわからない状態で完全に腰が引けてる!カッコ悪!

 

そんな時に周りから、

 

「攻めろ!」「とにかく攻撃しろ」とアドバイスが!

 

 

そうだった……忘れてたぜ……。

 

っちゅうもんは剣を握った瞬間にになることを!!!!

 

どりゃああああああああああああああ!

 

 

 

 

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ああああああああああ!!!!

ぶっ刺されたあああ!!

 

完全に負けてしまいました。ここが戦場なら破傷風で人生終了です。

 

初心者にしても不甲斐無さすぎる……。

こんなんで帰ったら、フェンシングってダサいじゃんって思われかねない!

せめて1回は勝って帰りたい!

 

「コーチ!僕どうしても勝ちたいんです!特訓をお願いします!」

 

 

 

 

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レクチャーを受けてみると、どうやら僕は剣の柄の部分を全然使えてなかったようです。

 

 

 

 

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この丸いお椀みたいになっている鍔(つば)はオシャレとかではなく、「盾」としての役割を果たすらしい!

なーんだ、ちゃんと体を防御できるものがあったんだ!

確かに思い返してみると、「るろうに剣心」とかで剣の鍔で銃弾を受け止めてたシーンがあった気がする。

 

盾があると思うと不思議と自信がみなぎってきた!

今までは「とにかく避けなきゃ!」みたいな感じだったけどもう避けないぞ……!

全ての攻撃を受け止めてやる! かかってこい!

盾を手に入れたからにはもう僕は無敵! 多分!

 

さあ! いざリベンジだ!!

 

 

 

 

 

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特訓のおかげか、不思議と剣の恐怖は消えていた。

 

「そろそろ出番か……」

 

最後の勝負ということで、この体育館で一番強い人と戦えるようです。

蒸れたお面の中で深呼吸をひとつ。……鉄の味がしました。

フェンシングをする者にしか味わえない貴重な空気を吸い、

 

 

 

……いざ勝負!!!

 

 

 

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やっぱり初心者の僕には手も足も出ませんでしたが、試合中はアドレナリンがバンバン出てめちゃくちゃ楽しかった!!

 

 

 


 

 

フェンシング体験が終わってから1週間後。

 

 

僕はフェンシングのまさかの真髄を知ることになりました。

 

 

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家にWiiがある人は、ぜひフェンシングもやってみてね!

 

 

 

(おしまい)

 

 

 

 

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