理科教師 加藤正行氏に訊く
理科教師の加藤正行氏は、熱湯について次のような見解を述べました。
「日本では温泉の定義が『25℃以上』と定められているので、地質学的にはこれを一つの基準と考えることができます。少なくともこれ以下は『水』とみなしてよいでしょう」
「また、生物学的には60℃以上でタンパク質が変性し始めます。これ以上の温度のお湯に落ちると上島竜兵さんのタンパク質が変性して死んでしまうので、60℃以上というのも考えにくいです」
「よって、25~60℃の間、個人的には45℃くらいではないかと思います」
……あくまでも個人の見解ですが、そのように推測することができるのですね。
しかしさらなる謎があります。それは「なぜ上島竜兵は下に落ちるのか?」ということです。
理科教師 加藤正行氏に訊く
中学校理科教員の加藤正行氏は次のように語りました。
「引力です」
では、生命を超えた物体の根源的な性質についてはどうなのでしょうか?
たとえば、水は何度で沸騰するのでしょうか?
理科教師 加藤正行氏に訊く
理科教師の加藤正行氏は、水の沸騰する温度について次のような見解を述べました。
「100℃です」
…なるほど。
もしも「引力」そして「熱」がなければ、ダチョウ倶楽部の熱湯コントは成立しなかったでしょう。
私たちがダチョウ倶楽部のコントを見ることができるということと、この宇宙がこのような形で存在しているという事実は、決して無関係ではないのです。
いままでの話をまとめると、次のようになります。
・ダチョウ倶楽部のコントは「集団心理」の特徴をあらわしている。
・「どうぞどうぞ」のような相互作用は、カニや鳥などの生物の群れにも見出すことができる。
・引力と熱は大事
さて、そろそろお時間です。いかがだったでしょうか。
私たちがダチョウ倶楽部について知っていることはまだほんの僅かです。
今後の研究がさらにダチョウ倶楽部の深層を解き明かしていくことでしょう。
ダチョウ倶楽部のコントに隠された、謎。
それは人間の心を反映する鏡。
群れる生命たちが織りなす意志の葛藤。
そして
無限の宇宙が私たちにもたらした贈り物なのかもしれません。
おわり