こんにちは、ライターのギャラクシーです。いや、上の写真は僕の母です。ただいま実家に帰省中なんです。
ところでみなさんは親への感謝ってちゃんと伝えてますか? 僕は「ありがとう」なんてほとんど言ってきませんでした。
いつかちゃんと言おうと思っているうちに、父が病気で死んでしまったという経験があり、生きてるうちに伝えなきゃなぁ、と思うわけです。
というわけで今回は、母への感謝を面と向かって伝えたいと思います。
ただし、直接伝えるのは照れくさいので―
手旗信号で伝えます。
川の向こう岸から!
手旗信号とは
手旗を使い遠方への通信を行う手段。1893年頃、海軍の釜屋忠道が部下とともに考案したとされる。海上自衛隊ではもっとも基本的な特技であり、入隊時に全員が訓練を受ける。また、ボーイスカウトの訓練の一つにも手旗信号がある。
というわけで実家の近所の川に来ました。
こちらは撮影に協力してくれた後輩のNCハマーくん。
対岸から手旗信号を解読して母に伝えてもらいます。ちなみに後輩は海上自衛隊出身ではないため、2晩かけて手旗信号を暗記してもらいました。
電話で呼び出した母が河原に到着しました。サプライズ的な理由ではなく、純粋に忙しくて何も伝えていなかったため、かなり困惑している様子。
あと今気づきましたが、僕が実家に残していったミッシェル・ガン・エレファントのTシャツを勝手に着てやがりますね。
この時点で僕はすでに向こう岸に待機しているので、後輩から事情を説明してもらいます。
後輩「先輩は向こう岸でスタンバイしてます。見えます? あの小さい点です」
母親「なんで?」
「先輩、OKです。始めてください」
「OK? 何が?」
↑遠くに小さく僕が写っているのが見えるでしょうか。あとで測ったところ、250mほどの距離がありました。
バッ
ババッ!
バッ
スッ……
「『オ!』」
ババッ!
バッ!
「『カ!』」
ババッ!
バッ
「『ア!』」
ババッ!
バッ
「『サ!』」
バババッ
ヒタヒタヒタ……
バッ
「『ン!』」
「イ!」
「ツ!」
「モ!」
「ア!…………リ!…………ガ!…………」バッ、バババッ、ババッ
「…………『ト!』…………『ウ!』」
「『モ!』…………『ウ!』…………『イ!』…………『チ!』…………『ド!』」
「ア!…………リ!…………ガ!…………ト!……………………ウ!」
「ふう……」
「どうでした?」
「お~い! どうなの~!? どうだったの~!?」