皆さんは、こんな怪談をご存じだろうか?
これは、小学生のころに母から聞いた怪談「死ねばよかったのに」だ。細部の違いはあるかもしれないが、同じような話をご存じの方は多いかと思う。
今回は、この怪談を用いてこんな実験を行ってみたい。
Google翻訳を駆使すれば、ヒンディー語で「怪談」を朗読できるのか?
全く話せないヒンディー語で「怪談」を朗読する実験
手順は簡単。まず、Google翻訳で、日本語の怪談を「ヒンディー語」に翻訳する。
次に、翻訳したヒンディー語の怪談を再生し、耳コピ(耳で覚えること)する。
※右下のスピーカーのボタンで音声のON/OFFを切り替えられます
耳コピした音を、紙に書き出しておく。
最後に、耳コピしたヒンディー語の怪談を「音声入力」し、日本語に再翻訳する。
※右下のスピーカーのボタンで音声のON/OFFを切り替えられます
再翻訳した結果が「ちゃんとした怪談」になっていれば実験成功、破綻していれば実験失敗だ。
そもそもなぜ「ヒンディー語」を選んだのかというと、字面のインパクトがスゴいから。それだけだ。
それでは早速、いってみよ!
実験結果
実験には、音声の入力や再生に対応しているGoogle翻訳のiPhoneアプリを使用した。
まず、タイトルの「死ねばよかったのに」。これをヒンディー語に翻訳し、耳コピすると……
「ハラキネ、マジャマジャ、ヒェー」
このように聞こえた。これを、音声入力で日本語に再翻訳すると……
ランチに楽しさをお楽しみください。「笑顔は最高のスパイス」ということだろうか。習字にしたためて社員食堂に貼っておきたいポジティヴなお言葉である。
出だしからつまずいてしまったが、このあと挽回なるか……!?
努力の一部始終を動画でまとめたのでぜひ見てほしい。
動画のハイライトはこちら。
最終的に、こういう話になった
前回、Google翻訳を駆使してアラビア語で「桃太郎」を朗読する実験を行ったのだが、前回よりは良い結果になったと思う。日本人はアラビア語よりヒンディー語のほうが習得しやすいということなのか?
ちなみに、「稲川淳二」で試してみたらこうなった。
なんなんだよ!
(おわり)
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