エントリーNo.6　ARuFa

6人目はサイコパス盆との悪名高いARuFa。共感性を一切欠いた菓子盆が表現するのは光か、それとも闇なのか！？

「無印良品にある素敵なお菓子で、素敵な菓子盆を作りました」

ggggg

●さつまいものスナック

●シュガーレスタブレット

●紫いもスナック

●ドライフルーツ　不揃いいちじく

●ドライフルーツ　りんご

●金平糖

●オレンジサンドバウム

～　会場の反応　～

「『星のカービィ』じゃねえかよ、いい加減にしろ」

「今回って『任天堂盆』がテーマだったっけ？」

「左の方から闇の汚染が始まってて怖い。右上にはカービィのもがれた四肢が乱雑に積まれている」

icon_d01

重化学工場に買収されたプププランドかと思ったら菓子盆でした。この盆が置かれた直後に太陽が雲で隠れたのはただの偶然ではないはずです。第一回大会からの傾向なのですが、ARuFaさんは干し芋、プルーン、ドライフルーツなどの「しなびて生気を失った物体」に執着しているようです。おそらく幼児期の発育段階で何かがあったのでしょう。毎回必ず錠剤っぽい菓子が散りばめられているのも不安をつのらせます。今まではこの盆センスに苦言を呈してきましたが、ここまでくると、むしろ個性として認め、己の盆道を突っ走ってもらったほうがいいのかもしれません。でも、買い出しのときに私物のスニーカーを買っていたのはどうかと思います。

ARuFaは何らかのセラピーに通わせた方がいいのかもしれません。

エントリーNo.7　原宿

最後はオモコロ編集長の原宿。こじらせたアートみたいな菓子盆を出し続けて、既に2回「破門」されているどうしようもない問題児ですが、果たして今回は反省したのでしょうか？

「過去2回の破門を経て、ついにダ・ヴィンチ・恐山を殺す菓子盆を開発しました。この世界初の超攻撃的菓子盆によって彼の評論家生命は絶たれるはずです」

原宿A

●ブールドネージュ

●？？？

～　会場の反応　～

「ん？」

「どういうこと？」

「理由を言え」

会場のブーイングも意に介さず「いいから食べてみてくれ」の一点張りの原宿。仕方ないので菓子盆評論家が試食します。

「硬っっ」

「ブールドネージュの山に『素焼きストーン』を混ぜ込んだ、食した者の前歯を折る超攻撃的菓子盆。ダ・ヴィンチ・恐山クン、お味はいかがかな？」

icon_d01

破門です。

3度目の破門でした。

こんなに破門される人、見たことありません。（なぜなら普通1回されたらもう来ないから）

優勝者決定！

これで第三回菓子盆選手権、「無印良品のお菓子限定の菓子盆」がすべて出揃いました。

果たして無印お菓子王の栄冠は誰の頭上に輝いたのか？

審査員のダ・ヴィンチ・恐山から、優勝者を発表いたします！

888

今回の菓子盆選手権の優勝者は……

icon_d01

山口さんです！！

yuuuu

厳しい縛り盆のデッドヒートを制した無印王は山口に決定！何が勝負の決め手だったんでしょうか？

icon_d01

今回は春の陽気のもと、無印良品縛りでの菓子盆大会が行われました。

第一回優勝者のリックェさんは桜の季節にぴったりの、見た目に楽しい華やかな菓子盆を見せてくれました。第二回優勝者の永田さんは「ショウガじごく豆」による一点突破を狙うトリッキーな構成で驚かせてくれました。他の皆さんもさまざまな方法で健闘していましたが、「無印」という制約が足かせになっていると感じられました。

そんな中で、常日頃から無印にお金を落としまくっている山口さんが作った菓子盆の存在感は、特に際立っていました。ベトコンにおいてアメリカ軍を苦しめたゲリラ兵のごとく、無印という地形を活かして最大限のパフォーマンスを見せてくれています。「菓子を知ることが菓子盆を制する」という、忘れがちな基本を思い出させてくれました。