食材を集めよう!
まずは野菜ジュースに含まれている野菜を確認したところ
にんじん、ピーマンほうれん草・・・一般的な野菜がたくさん入ってました。
ここに記載された野菜は全て食べれませんが、野菜ジュースが飲めているので克服しているとみなしています。
偏食を名乗る人物大抵は「自分にはゲロ甘く他人には厳しい」人間です。じゃなかったら偏食じゃないから。なんでも食べれてるから。
ですが偏食だとしても一言物申さねばならない所に気づいてしまいました。
プチヴェールって何??
しれっと21種類のうちのひとつに載ってたんですが、これって常識的な野菜なのでしょうか?
「野菜嫌いは絶対知らないから入れて大丈夫大丈夫!」っていうKAGOMEからのイジメでしょうか?
無知を逆手に食品会社が不可解な素材が入れて消費者を困らす、という新手のイジメをしている可能性があるので皆さんは何かを口にする場合は必ず確認してください。
と、いうことで21種類+3種類のフルーツ以外の食べれない食材を調達しました。
やっぱり最も嫌いなものは克服できたらいいなと思うので、まず私が生涯やめる時も健やかなる時も嫌いであり続けられることが誓える
一番嫌いな納豆をはじめ…
「どんな強制があったとしても決して口にしない嫌いな物」を30種類取り揃えました。
ちなみに左上からカリカリ梅、いちご、ジャム、アーモンド(ナッツ系)、バナナ、酢、まいたけ、マヨネーズ、ドレッシング、かにかま、おしるこ、こんにゃく、コーヒー、ごはんですよ、なめたけ、チェダーチーズ、カキ、酢豚、ひじき、すじこ、たこ、わかめ、シーチキン、生卵、ナポリタン、タバスコ、もやし、かりんとう、きゅうりのキューちゃん、あんかけです。
さて私にとって地獄絵図のような食材がそろいましたが
全部は入りきりませんでした。なので少しずつ入れていくことに。
一家庭に30台はある計算で爆売れしたショップジャパンのマジックブレッドに投入します。淡々とおしるこを投入してますが、内心は本当に不安と疑心暗鬼でいっぱいです。
しかし「大人になるんだ、大人になって損した9割の人生を取り戻す」そんな思いで気をふるい、途中猫が毛玉を吐き出すサイズの嘔吐と嗚咽を繰り返し
全部入れ終わりました!
健常者からしてみれば食材が入ったマジックブレッドにしか見えないと思いますが、私からしてみたら地獄の始まりプレリュードです。気持悪。
それではマジックブレッドのスイッチを
オン!
ゆっくり混ざっていきます。
途中蓋を閉めて混ぜているにも関わらず5回ほどトイレに駆け込みながら時間をかけて混ぜる事10分。
ジュースにならない
ブツブツ感が残ってるし、香りが混沌としている。ちなみにいちご、意外と強い。
しかしこのマジックブレッドで混ざりきるまで、右腕が途中疲労という爆弾で爆発し水が膝の皿のようにたまり破壊しかけたとしても動かし続
できました!
その後3回くらい押してできました。あの10分はなんだったの?
しかし、なんとも食が進まない絶食色に仕上がりました。ていうか、これゲ○じゃないの…
混ざりきっていないのか?ここからだと少々固形物が確認できます。
飲んでよ!っていう自己主張なさすぎ。
しかし、そこは一人の大人。
私は嫌いな物を克服し、一人の大人になるたって…人生を取り戻す!
さてお味は…
グッ
えッツぁ
飲めませんでした。(画像には適切な処理を施しております)
できなかった
ということで、克服ならず!となりました。
ちなみに問題の味ですが、皆様の想定しているだろうゲ○ではありませんでした。
南米あたりの民族が来客をもてなす時に出てくるような料理?と想像して頂けたら幸いです。
しかし
嫌いな物ばかり入れるだけで克服なんてできないと思いません??
極度の偏食に嫌いな物だけ食べさせる事自体がまず無理。だって今までどんな状況であったとしても食べてこないという意思の強さで生きてきたんだから食えるわけがない。
それに、よくよく見てみれば、
野菜ジュースにはその他にフルーツを入れるなど、飲みやすく施されている。ここからKAGOMEの優しさがにじみ出ていますよね。(知らん野菜入れてたけど)
それに、小さい時って嫌いな物を食べさせられる時、好きな物とセットになって口の中に押し込まれた記憶がありました。
ということは、私の一番好きな物を投入すれば飲みやすくなるんじゃ…!?!?!?
こんな偏食ですが私にも好きな食材くらいあります!それが
とんかつとカルピス(原液)です。
完全に皮下脂肪がたまりまくるタイプの食材ですが、きっと1番好きな物を入れれば、飲めて克服ができると思います!
それでは先ほどのジュースに
とんかつとカルピスを投入していきます。カルピスは大好きなのでグビグビ入れました。
きっとこれで飲みやすくなるはず!
ではスイッチをいれ混ぜ・・・
できました~!
アイルーたちが肉を焼いたような嬉しさが全く感じられないのが残念です。
しかし、先ほどよりすっぱいにおいがします。思わずここで一回胃から何かが口の中まで戻ってきました。
どうして?甘い飲み物を入れたはずなのになぜすっぱいにおいがするの?
しかし疑問ばかりでは克服できるかどうかわかりません。早速飲んでみます。「やってみせ、言って聞かせやらせてみる精神」です。
お味は・・・
おお、い、いけた・・・?
飲めませんでした。(画像には適切な処理を施しております)
3度目の正直
さて、味の変化が「すっぱくなる」という著しく悪い方向へと向かいました。が…
好きなものぶち込んだだけじゃ飲めるわけがなくない???
そもそも、家でのんびりやってるからいけないのです。
大の大人が人生かけて克服する姿勢じゃない!もっと真剣にならなければ・・・!!
というわけで
外に出ました。
家でこもって内内でやってるから克服なんかできないのです。本気を見せろ!本気を!!!
外で試せば、出先での開放感でいつもよりおいしく感じる現象で克服できるのではないでしょうか!
しかも、暖かくなってきたからか人が浮かれていました。
年がら年中リアルが充実したことをアピールしたい輩は戦場をゲレンデから野に移し、やれ花見だデートだと大騒ぎする季節。
その裏では明日に希望が持てなかった人々が身を線路に投じ電車遅延を起こすことで社会に一矢報いてやろうと画策している人物もいるというのに、とても同じ世界とは思えません。
そんな混沌とした世界で生きる、偏食に一矢報いたい私がお手製ジュースを飲んでみたいと思います。
それでは実食!!
果たして・・・
うん
無理でした
今回は駄目だったけれど・・・
さて、今回は残念ながら克服することができませんでした。
しかし、50年後には世界人口が90億人という「本当に人がゴミのように折り重なる時代」に突入すると言われている地球。
食糧難が危惧される中、偏食であればマウンティングどころか食糧の奪い合いに負け、真っ先に飢餓で死に絶えてしまうでしょう。
皆さんは偏食であることをほったらかしにせず、少しずつ直す努力をお勧めします。
ですが、挑戦でわかったことがひとつありました。最後に格言として残しておきたいと思います。
とんかつとカルピスは単体が一番。
(※残ったジュースはスタッフが泣きながら全部焼いて食べました。ゲボの味がしました)