■「妖怪ウォッチ」は本当に品切れなのか
どうやら子供達に人気があるのは事実のようです。
では実際、オモチャ屋さんでも妖怪ウォッチのオモチャは品薄になっているのでしょうか。
家電量販店のオモチャ売り場で調べてみたいと思います。
何やら子供達が行列を作ってるのを発見!
あーーーーー!
妖怪メダルだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!
並んでいたお母さんに話を聞いてみると、
妖怪メダルのガチャガチャは空っぽなのが普通で、
在庫がある状態の妖怪メダルのガチャガチャはめっちゃレアらしい!
店員さんが補充してるのを見て、慌てて行列を作ってるとのこと!
さっそく子供たちに混ざって並ぶ僕。
本当なら大人の財力を見せつけて全部買い占めてやりたい所ですが、
子供達にギャン泣きされても困るので2回だけやる事にします。
お!これは!!!!
何故かみっつ出て来た。
ゲットしたのは「影オロチ」「ゆきおんな」「ときめき☆百鬼夜行」の3種類。
良いのか悪いのかが僕にはイマイチわかりません。
これが実際の妖怪メダル。
妖怪メダルは今回のようにガチャガチャで手に入れる以外に、
たくさんのメダルが入った「妖怪メダルパック」を買ったり、
「妖怪メダルガム」を買う事でオマケとして手に入れる事が出来るのだ。
■妖怪メダルの遊び方その1 ~妖怪ウォッチにはめて遊ぶ~
手に入れた妖怪メダルの裏面にはQRコードが印刷されているので、
「DX妖怪ウォッチ」に装着する事で様々な妖怪を召喚(妖怪の声が出る)して遊ぶことができる。
こちらが腕にはめて遊ぶ「DX妖怪ウォッチ」店頭ではまず見かけることが無いレア商品。
もちろんこの日も売り場を探してみたけど売ってなかった。
Amazonですら定価では買えない。
■妖怪メダランドで遊ぶ
妖怪メダルの裏面のQRコードを読み込んで「妖怪メダランド」に登録する事で、
妖怪同士を戦わせてポイントを集める事が出来る。
妖怪メダランド
http://yw.b-boys.jp/member/menus/index/
こちらが妖怪メダランド。
おみくじバトルで溜めたポイントで、レアなメダルが当たる各種キャンペーンに応募できる。
子供が熱中しすぎるのを防ぐためか、スマホやタブレット、3DSには対応しておらずPC専用。
■妖怪メダルの遊び方その3 ~妖怪おみくじ神社で遊ぶ~
こちらの、オモチャ売り場なんかに設置してある「妖怪おみくじ神社」にQRコードを読ませると、
1枚につき1回、無料で妖怪バトルが出来る。
戦わせる妖怪を組み合わせてバトルに勝つと、おみくじ神社でしかゲット出来ないレアなメダルが貰えたりする。
更には3DSでQRコードを読み込むことで、ゲーム内のおみくじが引けるようになったりと、
おわかりの通り「妖怪ウォッチ」の展開と「妖怪メダル」は切っても切れない関係にあるのだ。
この日のガチャガチャも、ぼーっと見てたら行列を作る子供達によってあっという間に品切れ状態になった。
おそるべし妖怪メダル……!
「妖怪おみくじ神社」をやってみようと思ったのに、こちらも空っぽ!品切れで稼働せず!
妖怪メダルはマジで品薄だった~~~~~!
ゲームが出来なくて悲しんでたらハロウィンイベントで配ってた「どんどん焼き」を頂きました。
「妖怪」というよりは「モンスター」に近くなってきたかもしれない。
■子供達に聞いてみよう
そんなわけで「実際に子供に聞いた方が早いよね」という事で公園にやってきました。
ちなみに、何故ジバニャンのコスプレをやめたかと言うと、あの恰好で子供に話しかけるとたぶん普通に通報されるのと、
肌がめっちゃ荒れたからです。肌に直接絵の具を塗るのはやめましょう。
男の子3人組に声をかけてみた。
「いえーい!君達ぃ~!妖怪ウォッチ好き~~~?」
子供「え。別に好きじゃないよ」
「え?嘘?みんなやってるんじゃないの?」
子供「あれは子供がやるものだから」
「お前らだって子供じゃねぇか!君達は何歳なの??」
子供「中1!」
「あ、じゃあ世代が違うのかな。いつもなんのゲームやってんの?」
子供「パズドラとかモンストとか……」
「えー!それってスマホでやるやつじゃん!中1でスマホ持ってんの??」
子供「うん。みんな持ってる」
「うおー!ショックだーーー!僕なんか大学入るまで携帯持ってなかったのに!ちなみに妖怪ウォッチとポケモンならどっちが好き?」
子供「ポケモン!」
ポケモン、まずは1勝!
■女の子にも聞く
「あれ、あの子たちが踊ってるのって妖怪ウォッチのやつじゃないですか?」
「ほんとだ。ようかい体操第一だ。僕も踊って動画をアップしようと思ったけど著作権的なのがよくわかんなくて諦めたやつだ」
「色々あるんですね」
「大人は大変なんです」
「みんなは妖怪ウォッチやってるの??」
女の子「やってないです」
「えー!さっき踊ってたじゃん!」
女の子「あれはふざけてやってただけなんで……」
ちなみにこの女の子達もスマホで動画を見ながら踊ってたんですが、
中学1年生との事なので、今は中学生でもスマホを持ち歩く時代なのかも知れない。
「そっかー。じゃあ君達はポケモンと妖怪ウォッチ、どっちが好き?」
女の子達「ポケモン!」
ポケモン、2勝!
■お母さんにも聞いてみた
子供連れのお母さんがたにも聞いてみた。
「こんにちは。いま『妖怪ウォッチは本当に流行ってるのか』っていう調査をしてるんですけど……」
お母さん「あー!めっちゃ流行ってますよ!仕事先の飲み会とかでも、30代とか40代とかのおじさんが一生懸命踊ってますもん!」
「おー、それってやっぱり子供の影響とかですかね?」
お母さん「そうですね。ウチの子も大好きみたいで。おーーーい!みんなーーーー!妖怪ウォッチ好きな人おいで~~~~~~!!」
「あ、別に呼ばなくても良いです」
先ほどゲットした3つの妖怪メダルを子供達に見てもらった。
子供「あー、これはね、キラキラしてるやつが良いんだよ!この影オロチは結構レア!」
「影オロチ」はまあまあ良いやつらしい!やった!
子供「こっちにも妖怪メダル売ってるよ!こっちこっち!」
いきなり走り出した子供を慌てて追いかける僕。
子供「これこれ!」
「ほんとだ。ガチャガチャがある!」
子供「でも、これハズレもあるの」
「そうなんだ。ハズレだと何が出てくるの?」
子供「仮面ライダーとか」
ハズレ扱いされる仮面ライダーが可哀想すぎる。
でもやっぱり中身は空っぽでした。
妖怪ウォッチすげ~~~な~~~~~!
お母さんや子供に話を聞いたところ、結局小学生からの下の子供達は妖怪ウォッチ派、
中学生から上がポケモン派、という具合に割と世代で別れているらしい。
これから妖怪ウォッチで育った子供達の世代があがってく事を考えると、
その内ピカチュウの画像で「これがわかった人はおっさん確定wwwwww」みたいなスレが立つ日が来るのかも知れません。
そんなわけで……、
【結論】妖怪ウォッチが流行ってるのは本当だった!
いやー、勢いが凄いですねマジで。
海外ではまだまだポケモンの方が強いみたいですが、
その内妖怪ウォッチも海外に進出していくようになるのかも知れませんね。
「あ、そう言えば2ちゃんねるとかで『ジバニャンが渋谷に出現』みたいな感じで話題になって、『コスプレにしても雑すぎ』とか『作品に対する愛が感じられない』とか叩かれましたね」
「全部妖怪のせいです」
(おわり)