運転中の様子を記録するドライブレコーダー。

もしもの事態が発生したときでも、その一部始終をしっかり映像に残すことができる優れものです。

 

もしもの事態なんて起きないに越したことはないのですが、いつ必要になるかわかりません。

「ズボンを履かずに車に乗ることはできるが、ドライブレコーダーもなしに車に乗ってはいけない」と言った人もいるそうです。ズボンは履けよ。

 

さて、ドライブレコーダーを設置していると、自然と安全運転を心がけるようになる上に、こんないいことがあります。

 

偶然、すごいシーンが撮れていることがある!

運転中に出くわしたちょっとしたハプニングや決定的瞬間などもしっかり映像に残すことができるんです。

 

一生に一度のミラクルや、思わず笑ってしまう珍しい光景まで。インターネットでは、こんな奇跡の瞬間をおさめた映像が注目を集めています。

やっぱり日常では遭遇しないような衝撃映像はつい見入ってしまいますよね。

 

 

そこで我々はこう思いました。

 

 

 

 

 

ということで今回はヤラセで衝撃映像を捏造する企画を行います!

題して…衝撃映像を作り出せ! ドライブレコーダー選手権!!

偶然を待っていてもしょうがない! 奇跡は自分で作るものだ!

 

ルールはこんな感じ!

 

架空の衝撃映像作ってテレビ局釣ろうぜ!!

 

ということで、道路の使用許可もとりました。公道ってこんなことでも借りられるんですね。

 

 

この道路を実際に使って、5人のライターが思い思いの衝撃映像を作ります。

果たして優勝に輝くのはどのヤラセなのか!?

 

それではさっそくまいりましょう!

ドラレコ選手権スタートです!

 

 

1人目:山下ラジ男

トップバッターはライターの山下ラジ男。

 

この大会にかける意気込みを聞いてみましょう。

テーマは「シンプルイズベスト」です。この選手権、僕は小細工なしで挑みます!

 

小細工前提の企画なのに何を言っているのでしょうか?

なにやら準備をしているようですが、彼は一体どんな衝撃映像を作り上げるのか…。

 

車には審査員が乗り込みます

生で衝撃映像を見るのは初めてなので楽しみです

この車、マイカーだから。ローンも残ってるし極端なことはしないでくれ。頼む

 

道が空いてて気持ちいいですね

この撮影のために交通誘導やってるからね

※他の車の迷惑にならないように、誘導員を伴って撮影しています。こんな企画のために?

 

あれ…? なんか見えるな

そうですか? まだ何も変わったことは起きてませんが…

 

ほら。何か道の上に落ちてない?

う〜ん? ここからじゃよく見えないな…

 

あ!?

 

 

これって…!?

 

 

助手席からの光景

 

 

どでけえ軍手じゃねえか!!

 

はい。どでけえ軍手です

目を疑うとはこのこと

もはや掛け布団のサイズだぞ

 

「道に落ちている軍手」は見慣れた光景ですが、サイズ感をバグらせれば衝撃を与えることができるんじゃないかと

こんなデカ軍手どこに売ってたんだ

いや〜それが探しても見つからなかったので…

 

作りました

嘘でしょ!?

なんだったら、ちゃんと軍手として使えるようにこだわって作りました

誰用に?

 

トップバッターにしてなかなかの衝撃映像を生み出した山下ラジ男。

運転手によると、道に落ちてる軍手を見て「これ誰の?」と思ったのは初めてとのことでした。

 

ドラレコ選手権はこんな感じで進みます。

 

2人目:モンゴルナイフ

続いての挑戦者は、今回唯一の女性参加者のモンゴルナイフ!

ドラマではみたことあるけど、ドライブレコーダーでは見たことない。そんなシーンを再現しました!

 

ほとんどの光景がそれに当たるような気もしますが、何を企んでいるのでしょうか?

それでは運転席に乗り込みましょう!

 

信号のない横断歩道を通るときって妙に緊張するよね

悪いことしてないのに交番の前を通るときと同じ緊張感がありますね

 

あ、歩行者だ

 

ん?

 

ダーーーッ!!

 

…さっきの女の人、ドレス着てませんでした?

だよね。白いウェディングドレスが駆け抜けてった気がする

 

一瞬の出来事に理解が追いつかない

こんな場所で見かけるわけないし…見間違いかな…?

新婦って横断歩道渡るんですっけ? だめだ混乱してきた

 

…タッタッタッ

あ、ちょっと待って! 後ろから足音が聞こえる!

誰か追いかけてきてる…?

 

タッタッタッタッタッタッ

 

ビュン!!

 

花嫁奪われたんか〜

 

ということで、モンゴルナイフが作った衝撃映像は「式場から連れ去られる花嫁」でした。

日常で「ドラマの撮影…?」って口走ったの初めてかもしれない

一度でいいからやってみたかったんです。夢が叶ってよかった〜!

ドライブレコーダーで夢を叶えるなよ

 

一連の流れを見るとスピード感がすごい

ヤラセじゃなかったら、この映像めっちゃ見せびらかすんだけどな…

お互い急いでるのにちゃんと横断歩道をわたるのは偉いな

 

追っ手の顔がマジだったので本当に焦りました。私の幸せはそこにないのに…

帰ってきてくれ。やり直そう

ドラレコ映像のために役作りしないで

 

有名なシーンを実際に見ることができた興奮もあってか、ポイントも高めでした!

ちなみにモンゴルナイフは撮影のために実際に自分の結婚式で使ったアイテムを用意したそうです。いいのかよ、そんな使い方して。

 

3人目:原宿

続いての挑戦者はオモコロ編集長の原宿。

普段は車はおろか、自転車すら乗りこなすことのできない男です。

 

どうしても行きたい場所がありました。今回はそこに連れて行ってもらおうと思います

 

すでに何を言っているのか分かりませんが、とりあえず運転席に乗り込みましょう!

原宿が作り出した衝撃映像はこちら!

 

今のところ特に変わったところはないみたいですが…

何が起こるか分からないからさっきから最徐行しかできてない

 

あ! ヒッチハイクだ!

ヒッチハイカーなんて初めて見ました。ヤラセだけど

 

え!?

だれ?

なに?

 

だれ?

 

なに?

 

 

……。

 

 

 

「OK? OK! OK? OK!」

わっ! 動いた!

なになになに!? 何か言ってる?!?

 

「OK? OK! OK? OK!」

え!? 乗り込もうとしてない??

うそうそうそうそ!?!??!

 

ガチャガチャガチャ…

 

やばいやばいやばい!!

しめて!! カギしめて!!

 

なんなんだ

まずは説明してくれ

 

鬼サーファーです

は?

 

鬼サーファーのヒッチハイクです

説明された後の方が分からないことってあるんだ

 

全部の要素が噛み合ってない。コイツは誰で、どこに連れてってもらいたいんだ

サーファーなのに丘に向かうな

もう波とかじゃない。そう思ったもので

ちょっとは理解させる努力をしてよ

 

 

たしかに衝撃は与えましたが、それ以上に「なに?」という気持ちで頭がいっぱいになりました。

ウェットスーツって地上で着ると死ぬほど暑いんですね

知らん

 

 

さて、残す挑戦者はあと2名。

見た目からすでに事案ですが、彼らは一体どんな映像を作り出すのでしょうか?

 

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