インタビューに協力して頂いた黒ギャル
バーテンダーとして働く彼女にお話を伺った。
――肌を黒くするきっかけは?
時期は中3くらいです。
兄にeggとか見せられて、「こういう格好しなよ」みたいな感じで凄い勧められたんです。えーやだーとか言いながらも、こっそりギャルの格好してみたり。ちょっとイイなぁって、そういう格好したいって思ってました。
――なぜこっそりなんですか?
当時のメディアってギャルを悪く言うような報道をしてましたよね。まるで全てのギャルがマナー悪くて援助交際をしているような……。だから世間のギャルに対する印象っていうのがこわくて、最初は隠れてそういう格好していました。
――昨今のギャル事情について
今はむしろメディアが押しているような感じがするから、ギャルの格好どころか、もっとユニークなファッションも受け入れられる世の中になってきているように感じます。当時はギャルの入店を禁止する店もたくさんありました。ファストフード店でもギャルの入店禁止、センター街もなくなってプリクラのメッカもなくなって、渋谷からギャルを追い出そうとする流れがありました。ホームレスのおじさんを追い出すより先にギャルを追い出すみたいな(笑)
――周りの黒ギャルは減ってきてますか?
私の友人は皆やめちゃってます。20代を機に白くなったりして、寂しいですね。
――MiMiさんは黒ギャルを辞めようと思ったことはありますか?
髪の毛を黒くしてOLみたいなことしていた時期もあります。でもストレスが凄いたまっちゃって……。好きなファッションで仕事がしたいという思いが強かったので、辞めました。
――好きな男性のタイプは?
何か一つだけでもズバ抜けて秀でたものがあれば、凄い魅力的だなって思います。
――僕はずば抜けて乳首の毛が長いんですがどうでしょう?
そういうことじゃないです。
――好きな漫画は?
HUNTER×HUNTER が好きです!
――欲しい念能力は?
えー!特質系がいいー!
――特質系以外で!
じゃあ変化系かな?
MiMiさんへのインタビューを終えて
僕の股間が変化系でモッコリしつつ、インタビューは終了した。
MiMiさんへの取材を通して第一に感じたことは、彼女のおっぱいはとても形が良いということだ。
摩擦係数ゼロの双丘にオールドローズ色の照明がイルミネートされて、デコルテの陰影を艶かしく際立たせていた。
その乳房を目の当たりにしては、もはやインタビューどころではない。
そう感じたインタビューであった。
続いて、インタビューに協力して頂いた黒ギャル
20歳
日焼けサロン勤務
事前に彼女のTwitterの投稿を拝見し、情報収集を行った。驚くべきことに、目に飛び込んできた内容は可愛らしいツイートの数々であった。
今日は○○をボコったとか、デコピンで瓦10枚割ってやったとか、そういう書き込みは一切なく、まさしく一般的な乙女のTwitterそのもの。黒ギャルは、実は怖くないのか?
彼女に様々な疑問をぶつけてみた。
――肌を焼いたきっかけは?
高校時代が水泳部だったので、目元がゴーグルの形で日焼けしてしまうのが嫌で日サロに行ってました。
――日サロで勤務されているということですが、客層はどういった方々なんでしょうか?
男の人が多くて、黒いギャルは殆どいません。半袖の日焼け跡を嫌うゴルファーや釣りが趣味のおじさん、EXILE系のお兄さんが多いですね。
――どうすれば黒ギャルに出会えますか?
ギャルコンというBlack Diamondメンバーもよく参加しているギャル限定の街コン(合コンイベント)があるんで、こちらに黒ギャルがいるかもしれません。
――BLACK DIAMONDについて教えてください。
BLACK DIAMONDは、強め”黒肌”ギャルの全国ユニットです。日本全国にメンバーがいて、現在は150人くらい所属しているのではないでしょうか。メディアやイベントをメインに活動していて、CDも出しています。
――歌っているのですか?
私は歌ってないです。歌を出した後に入っているので。また、所属しているギャルの全員が歌っているわけでもないです。
――好きな男性のタイプは?
落ち着いている人がいいです。自分が落ち着いてないので!
――ギャル男は好きじゃないんですか?
ギャルだからって、ギャル男が好きというわけではないです(笑)ていうか、ギャル男って今いないですよね。
――僕はどうですか?
なんか、めっちゃLINEとかしてきそう!
――黒ギャルの好きな男性のタイプに、何か共通点とかありますか?
黒ギャルだからこうってのはないです。オラオラ系が好きな子もいれば、芸人さんみたいな面白い人が好きな子もいます。結構バラバラですよ。
――僕みたいな内向的な男性にとって、「黒ギャルはなんか怖い」というイメージがあるのですが、実際はどうなんでしょう?
えっ、怖いですか?
――今日お話させて頂いて、明るくて話しやすい方だと感じましたが、街ですれ違っていたとしたら、やっぱり怖いかなと思います。
黒ギャルは怖いってよく言われるけど、明るくて優しい子が本当に多いです。実は私もギャルになりたての時は、周りのギャルの集団が死ぬほど怖かったんです。殺されるんじゃないかみたいな(笑)
――どんな男性に惚れますか?
例えばですけど、私が街中で転んだ時にスッと自然に助けてくれる人がいいです。
――これからは転んでいるギャルを見かけたらすぐに助けます。
イイと思います。ギャルは転びやすいんで(笑)
――最近みた怖い夢は?
夢の話だからよくわかんないですけど……。その日は六本木のマンガ喫茶で寝ていたんです。漫画喫茶で寝ていたからなのか、夢の中でも私は漫画喫茶にいました。一人用のシートにいたんですけど、隣の一人用のシートに見知らぬ4人家族がギュウギュウで入っていて……。
狭いから私のところに来るんですよね。嫌だから帰ろうとすると、その家族が追っかけてくる上、なんか異国の人も私を帰さないように妨害してきましたし。
漫画喫茶で漫画喫茶の夢を見たってのもあって、超こわかったです。もう絶対そこの漫画喫茶には行きません。
――いつまでに結婚したいとかいう願望はありますか?
結婚=子供を産むみたいなイメージがあるので、29~30歳くらいまではしたくないです。
――今の日本について、何か言いたいことはありますか?
あんまり子供を産みたくなりますよね。産まなくてはいけないんでしょうけど。私たちって、一番苦労する世代じゃないですか。これからの子供に辛い思いをさせないためにも、私たちが経済を盛り上げて日本を活性化しないといけない。このままだと日本は破綻してしまう。
でも、子供を産んで育てるだけの経済力が今はないし、不安に思う。30くらいまで結婚しないって言ったのは、こういう経済的なことも一因です。私たちが頑張らないと、日本はどんどん住みづらくなるけど、そういう日本を作ったのは今の大人たちですよね。
ギャルが政治の不満を言っても「なんだお前」って言われるんでしょうけどね(笑)
みるくすさんへのインタビューを終えて
彼女に気づかされたことは、 「黒ギャルだから、こうだろう」 と短絡的にカテゴライズすることは非常に幼稚であるということだ。そういった先入観を持ったまま取材に挑んだ自分が恥ずかしくなる。
今回取材した彼女は、考え方がしっかりしており軸がブレない点が印象的だった。それでいて、ガサツであるというギャルのイメージを払拭する乙女のような愛らしい部分もあり、煮物料理が得意である、ゲテ物料理が好きである等の本稿で書ききれないラブ&ピースなエピソードも盛りだくさんだった。
今後の彼女の飛躍と繁栄を、大いに期待したい。
昨今、肌を黒くするギャルの数が減っていることは間違いない。
黒ギャル動画をこれからも楽しみたいのであれば、我々男性陣が率先して黒ギャル文化が受け入れられるような世の中づくりを推し進めていかなければならない。
まず第一歩として黒ギャルが好きであるということを恥ずかしがらず積極的に公言すべきではなかろうか。
まとめ
パプリカで最も栄養価が高いのは、オレンジ色