チュンチュン、チュンチュンだってさ。スズメってかわいいよな。

 

 

 

僕はスズメが好きだ。Twitterでも定期的に、その熱い思いをつぶやいている。

 

 

 

 

スズメの癒やされる鳴き声が好きだ。地面をぴょんぴょん飛び跳ねる仕草が好きだ。手に乗せたくなる、そのサイズ感が好きだ。

 

スズメも僕のことが好きだろうか?

 

確かめたい。どうすれば確かめられる?

 

もしもスズメが肩にとまってくれたら、僕のことが好きだと言ってもいいのではないか?

 

 

僕は…

 

 

肩にスズメをとまらせたい。

 

 

 

 

【1日目】ただ待ち続ける

外で待ち続けていたら、奇跡的に肩にとまってくれるかもしれない。

 

実際に、ネットで検索すると「急にスズメが肩にとまってきた」と言っている人がおり、証拠の写真もアップしていた。

 

 

 

うらやましい…。

 

 

 

ひとまず、1時間ずっと座って待ってみることにした。

 

 

 

はたして結果は…!?

 

 

 

事前に聞きかじっていた情報によると「スズメはどこにでもいる」とのことだった。しかし1時間待って、1羽たりとも見かけることはなかった

 

改めて調べてみると、スズメは午前中や夕方に活発に活動するらしい。今回の撮影時間は14時15分〜15時15分だったので、単純に時間帯が悪かっただけかもしれない。

 

 

【2日目】早朝に探しに行く

思い返してみれば、確かにスズメは午前中、とりわけ早朝にチュンチュン鳴いているイメージだ。

 

 

 

早起きして、外に出た。すると…

 

 

 

 

 

 

 

ヒュー! たくさんいるじゃん!!!

 

しばらく外の観察を続けてみたところ、スズメは早朝に限らず、日の出〜午前中なら大体チュンチュン鳴いており、見つけやすいことがわかった。

 

肩にとまってもらうなら、午前中が勝負と心得た。

 

 

【3日目】スズメに認められた人間を装う

 

ただ待っているだけでは、一向にスズメはとまってくれない気がする。そこで、スズメをだましてみることにした。

 

 

 

こちらは、タカラトミーアーツから販売されているおもちゃ「ヒーリングバード」。

 

 

 

振動を感知すると鳥の鳴き声が鳴るというスグレモノだ。

 

 

 

 

 

スズメに「あの人、スズメに人気があるなぁ」と思ってもらえたら作戦成功だ。

 

時おり貧乏ゆすりをして、鳥の鳴き声をわざと鳴らしながら待った。

 

 

 

人通りの少ない日陰に移動したりした。

 

 

 

はたして結果は…!?

 

 

 

連日の早起き&睡眠不足が体にこたえる。

 

この作戦は「勝算あり!」と思ったので3日間つづけた。しかし、肩にとまるどころか近くに寄ってくることもない。作戦変更を余儀なくされた。

 

 

【6日目】居心地のいい肩を演出する

次に、肩にエサを置いてスズメをおびきよせる作戦を思いついた。

 

 

 

しかし、コレはなんだか卑怯な気がするし、僕のことが好きというよりも「エサ目当て」になってしまうし、そして何よりも「野鳥を餌付けするな!」とお叱りのコメントが寄せられるに違いない。

 

しかし「肩に何かを置く」というのは良い発想だ。ということで…

 

 

 

 

 

「鳥の巣」を置くことにした。

 

 

 

こちらは僕(宇内と申します)が作った、鳥の巣を肩に乗せられる器具「ショルダーバードホーム」だ。

 

 

 

ガムテープで固定すれば、本を読むことだってできる。

 

 

 

 

 

 

 

しかし、スズメはなかなかとまってくれない。

 

 

 

スズメは人間の視線を敏感に察知するらしいので、アイマスクで目を隠してみる。

 

 

はたして結果は…!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悲しくなってきちゃった。

 

 

【10日目】先人にならう

 

お笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザーさんは集中力がハンパなく、外で読書に没頭していたら両肩に鳥がとまったことがあるそうだ。集中した結果、気配を殺すことに成功したからかもしれない。

 

 

 

 

 

カズレーザーさんの身なりをマネて、集中して読書をする作戦だ。

 

 

 

集中しろ。

 

 

 

集中しろ、俺。

 

 

 

そして、完全に集中モードに入った、その時…!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スズメが…肩にとまった〜〜〜!!!

 

奇跡が起こった〜〜〜〜〜!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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