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みなさん、こんにちは! あぐ味です。

そろそろ就活目前、ピチピチの女子大生です。

ズボンの太もも周りが特にピチピチしています。痩せたいです。

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さて、本日私は、東京のTHE・観光名所、『浅草』に来ております。

 

浅草といえば、東京都台東区に位置する下町。

同じく東京の名所であるスカイツリーと上野にちょうど挟まれたような場所にあります。

 

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交通の便も良く、なかなか都内でも気軽に来やすいスポットなのですが、

 

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この通り昼からワイワイ賑わっている、いい意味で大衆的な飲み屋街、通称『ホッピー通り』や、

 

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江戸時代の風情を残した、日本一古い商店街のひとつ『浅草仲見世商店街』

 

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落語などの演芸が一日中楽しめる『浅草演芸ホール』があったり、

 

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かと思えば、日本中の食や伝統工芸が気軽に楽しめるショッピングセンター、『まるごとにっぽん』などの新名所が次々と誕生するなど、昔の文化と今の文化がカオスに入り混じった……

まさに落語の世界に飛び込んでしまったような非日常が気軽に味わえるスポットなのです。てやんでい!

 

というわけで私はこの浅草、一人でよく来るんですが……

 

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今回の記事の撮影も、ガチの一人で来ています。

お気付きかもしれませんが、冒頭から自撮り棒を使って孤独にやっております。

というのもですね、一人じゃないと恥ずかしい理由があるんです。

 

今回、私が行いたいのは、「デートの下見」だからです。

グルメやショッピング、演芸、飲み屋など、なんでも揃っているこの浅草。

いつか私に出来るであろう、色白でメガネが似合う本好きなムキムキマッチョだけどちょっと病弱なイギリス留学帰りの彼氏と来たいではないですか。

 

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(フリー素材に居た、未来の彼氏です。)

 

…というか、いつか絶対にその日はやってくるんですよ。私の人生設計の上では決定事項なんです。

そのときにスラスラと楽しく案内し、その彼氏に「こんなに浅草が楽しい場所だなんて知らなかった。すぐに結婚しよう」と言わせるために下見をしておこうというわけです。

 

さて、そんな私が今日行きたいのは、

「彼氏ができたら浅草の中でも特にココに来たい」とずっと思いながらも決して足を踏み入れてこなかった場所でございます。

 

 

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そう。浅草の街を歩いていると突然ヌルッと出没する遊園地、

 

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『浅草花やしき』です。

この浅草花やしき、一言で紹介するなら「日本最古の遊園地」

上の写真からも分かるように、なんとも言えないレトロ感を常に醸し出しています。

なんと開園したのは1853年。江戸時代ですよ。

 

とはいえ、最初は植物園で、江戸の茶人や俳人の集会や、憩いの場として使われてたそうです。唯一あったのはブランコだけだったんだとか。

「いい俳句を詠んだ奴だけしばらくブランコに乗ってもいい」みたいな取り合いをしてたに違いありません。

 

そんな花やしき、今現在は一体どんな場所なのかずっと気になってたんですが、外からはほぼ見えない造りになってるんですよね。

 

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本当にこの中に遊園地なんてあるのか?

虚(きょ)なのでは……? 無の白い空間が広がっているのでは……?

 

一人ではなかなか入りづらかったけれど、デートの下見という名目ならば私は突き進むことができます。

 

そして今回、一番調べたいこと…

それは、「浅草花やしきは入園料だけで楽しめるのか?」ということです。

 

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ご覧ください。この花やしき、入園料だけなら大人1000円なんです。安い。

乗り物に乗りまくりたい! となると、フリーパス券+入園料で一気に3300円というお値段になってしまうのですが、

もしも1000円だけでこの花やしきを満喫することができたら、デートで浅草観光の「ついでに」フラッと寄れる場所になると思うんですよね。

 

レトロな光景を見てるだけで楽しいかもしれないし、なにか面白いものが散らばってるかもしれないし、いや、なんにも分からないけれども……

もしかしたら、彼氏とキャッキャ出来る素敵スポットかもしれない。

 

とりあえず入るだけなら1000円です。入ってみよう!

 

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入園者をまず迎えるのは、幸せを招き入れる(らしい)入園口、「笑運閣ゲート」の説明。

「どうか笑顔で笑運閣ゲートをくぐられまして、楽しいひと時をお過ごし下さい」

 

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ワクワクしてきたぜ!!!!!!!!! ニコニコッ!!!!!

 

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はい。そしてこちらが入口です。すぐに辿りつきました。

その雰囲気は、まるで大きい私立高校の文化祭のゲートのごとく、野性味あふれる粗削りなワクワク感がありますね。

 

私の未来の彼氏はひょうきんなので、ふざけて出口の方に入ろうとするんでしょうね。

それを笑いながら止める私。困りながらもはにかんでくれる入口のお姉さん。

 

……というのを早く実現したいところですが、今日は一人で通ります。

 

 

いよいよ花やしきに入園!

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さて、花やしきに入園しましたよ!

 

……ゲームセンターだ。

 

入口の奥にゲームセンターっぽいの見えるなと思ってたけど、本当にそうだったとは。

奥に抜けられそうだけど依然として遊園地のオーラは感じないし、花やしきってデカいゲームセンターのことだったのか?

 

とりあえず進んでみましょう……。

 

 

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……ん?

 

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んおおお……?

 

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ゆ、遊園地だ!!!!!!!!

 

ゲーセンを抜けて階段を登ると、一気に遊園地でした。

急に日常から抜け出して夢の中に入っちゃった感じ。なんだこれ。入口がゲーセンだったからこそのサプライズ感。

 

心の中に次々と湧き上がる、

「あれなんだろう? 」「わぁ、あれ気になる!」「あそこ行ってみよう」の数々……。

 

……これ、彼氏と共有してぇ~~~!!!!!
正直一人でもテンション上がりますが、誰かと来た方が良いです。

 

 

彼氏と来たい、さりげないデートスポット!

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ふと見ると、こんな脇道に洞窟みたいなのを見つけちゃったりするんですよ。
どうしたってワクワクしますよね。彼氏の手を引っ張ってあちこち行きたい。

 

私は力が強いので気付いたら彼氏の腕だけ持ってたみたいなことになりそうだし止めておきますが、全国のか弱い女の子には是非グイグイしてほしいです。

 

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そして進んだ先にあるのは、「限りなくイルミネーションがつきそうなことを感じさせる洞窟」……。

 

「明らかにイルミネーションがつきそうだね」「さぞや綺麗だろうね」というロマンチックな会話の後にキッスしたくなる洞窟ですね。

 

10月30日から本当にイルミネーションが始まるそうなので、彼氏と来るならそこもオススメです。(但し特別料金)

私もその日までにどうにかムキムキマッチョの彼氏をこしらえます。

 

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こういう乗り物を見るとやっぱりどうしてもテンション上がってしまいますが、今回は入園料だけで楽しみたいので我慢です。

 

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階段を登ってふと下を見れば、こんな素敵な日本庭園風の場所があったりします。

正直、花やしき内の世界観の統一は全くなされてませんが、そのチグハグ感が非常に良いです。飽きない。

この橋、もちろん渡れます。一緒に滝を眺めたいですね。

 

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「見て……。とっても綺麗だね」

 

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「不動の大瀧」

 

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ジョボボボボボボボ…………

強めの打たせ湯くらいのスケールでした。

 

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でもちゃんと今回の下見で発見できたラブスポットもあります。

 

こちらです。

「休憩所・喫煙所へ続く道」

 

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ご覧ください。壁一面が間違い探しになっているのですが、

全体像を全然把握できないぐらいコンパクティな道なのです。

 

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なので、このように超密着して間違い探しを楽しむことが出来ます。

同時に間違いを指さしてしまい、「あっ……」となったらそのまま手を繋いでどこかへ行くといいでしょう。そうなると間違いはもうどうでもいいです。

 

 

ツッコミが追い付かない、花やしきの装飾達

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さて、なんというかこの花やしき、すでに色々と楽しいんですが、

もう目に飛び込んでくる情報量が多すぎるんです。一人でツッコミきれない。

「なんでめちゃくちゃデカいカブトムシがあそこに? 」みたいな疑問が、あちこちに配置されてます。

 

でも、それがめちゃくちゃ楽しい!

私みたいな、会話が途絶えると「ア……ア……」しか言えなくなる人間でも盛り上がれそうです。

 

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野菜が並んでる……

 

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かと思えば栗も混ざってる……

 

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「ぬるっぱ」とは……?

気になって帰宅後に検索したら、オカワカメという植物の別名だそうです。

全く知らなかったので、これがぶら下がってるのを見たときは「なんなの?」と恐怖を抱くばかりでした。

でもこういうのを考察するのが楽しいです。

 

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こちらは『ビックリハウス 』。

 

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窓際に置かれた、これらは一体なんなのでしょうか?

 

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よく見ると、ヤバイ風呂に入って完全に毒の回っている熊や、

 

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レンガの上の小さなパフェ、UFO?上の特設ステージで突っ立っているロボットなど、ビックリハウスに入れば意味が分かるのでしょうか。

 

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極めつけはこれです。『ちびっ子タクシー』

 

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怖ぇ~~~~!!!

夢に出てきて口をパクパクさせながらどこまでも追いかけて来るヤツだ、これ。

 

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でも「ぼくのなまえはブランコです!」って軽快に自己紹介してくれてる。

ちょっと親しみ湧きますね。

 

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これは、セミがデカいのか? 自由の女神が小さいのか?

ハッパマンとは誰の事なのか?

飛行機だけどドリルがついているからなにか掘るのか……?

 

分からない……。 なにも分からない……。

 

 

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これは……!? なん……なんだ……!?

助けてくれ……………!!!!!!!!!!!!

 

 

カップルにオススメ!屋上のマル秘スポット

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ちょっと疲れ始めたら是非行ってほしいのが、

このエレベーターを使って行くことの出来る素敵な場所……、

 

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スカイプラザです。ベンチもたくさんあって、穴場!

 

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なんと、花やしきを一望することができます。

ミニチュアみたいで非常に可愛い。

ちょっと見渡せば、スカイツリーや浅草の色々な名所を発見することもできます。

 

あ、ちなみに。

この手前に映っている白いタワー、まさに花やしきのシンボル「Beeタワー」ですが、
つい先日、56年の歴史に幕を閉じることが決定し、すでに工事が始まっていました。

 

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この記事が載るころにはもう無いかもしれません……。

めちゃくちゃ残念ですが、最後に見れて良かったなぁとも思います。

 

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さて、このスカイプラザにはカップル向けの写真スポットもあります!

これは……恋のジェットコースター的なことでしょうか?

 

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一人では乗ることができませんでした。

まぁ、下見ですから。こういう感じで撮ろう、と思えたらそれでいいんです。

 

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あの、奥にある神社らしきものは何でしょうか。

 

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ガサガサの葉っぱのせいで結構読めませんが、要約すると、

ここにいるのは「ブラ坊」という神様で、撫でると良縁に恵まれるとのことです。

 

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撫でなければ!!!!!!!!!!

 

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いやらしい気持ちになる丸みだな……。

 

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そしてこのブラ坊の横には「願い札」を結べるゾーンがあるので、是非書きましょう。

まぁ「ずっと一緒にいられますように」とかは次回、彼氏と来たときに書くとして、

今回は下見なので……

 

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ガチの願い事をしておきます。

 

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あのとんがった木に挟まれたあの人は誰だ?

 

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創立者 山田貞一さんだ……!!!!

いいのかこんな端っこにいて。 気難しそうな顔してるけど周りがファンシーすぎるんじゃないか。

 

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近くには、肉を食べたであろう人の感想もありました。

 

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また、屋上庭園にはベンチが死ぬほどあるので、外の風を浴びながら一息つきまくれるのも嬉しいところ。

 

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「はぁ、ツッコミどころ多くて楽しいね、花やしき」

「いっぱい喋って喉乾いたな。下行ってコーヒーでも飲もうよ」

「カフェインを積極的にとるところ、好き」

 

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「花やしき見ながらこんなにゆったりできるなんて幸せの極みだね~」

「人が多すぎないのもいいよな」

 

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…………………あっ。

 

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妄想と現実がごっちゃになって二缶買ってしまった……。

 

 

無料で嬉しい!テレパシーウォーカーで歴史散歩

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さて、入園料だけで楽しんでいるので、“無料”のものはどんどんやっていきたいわけですが、このHanaJoy!では、「テレパシーウォーカー」なるものを無料で借りることができます。

 

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この、ポスターからして彼氏といい感じになれるらしい、花やしき歴史散歩に参加できるんです。

 

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私は脳を治療している最中のヤバイ女みたいになってしまいましたが、機械自体はなかなかカッコイイです。

 

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このブラ坊さんの前に立つと、右目の前にある小さな画面の中に映像が映し出されるという、なかなか最先端のしくみ!

正直、今回は一人で付けたままウロウロする勇気がなく、外して歩きながら周りに人がいないときに見る、みたいなことをしてしまったので、是非彼氏と来て一緒にこれ付けて歩きたいものです。

 

 

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……さて、結論から言うと、

花やしきは「入園料だけでも充分楽しめる」場所でした。

 

今回載せきれなかったような場所やツッコミどころもまだまだあるし、
常に「誰かと共有したい!」と思いながら歩いていたので、デートスポットにも最適な所だと思います。

 

乗り物に乗りたくなったら乗り物券を買うもよし、
是非皆さん来てみて下さい。安いし。

 

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よ~し……

 

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浮いた金で酒飲むぞ!!!!!!

 

 

 

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