こんにちは、ARuFaです。
季節は夏。
太陽の日差しが猛威を振るうこの季節、皆さん夏バテにはなっていませんか? 僕はもうダメそうです。
いやはや、こうも暑いとキンキンに冷えたそうめんをズズッとすすりたくなるのが日本人というもの。
夏バテ気味の僕も、そうめんなら無限に食べられる気がします。
特に最高なのがこちらの『流しそうめん』!
冷たい水と共に流れてくるそうめんは、見ているだけでも暑さを忘れられますよね。
とはいえ、いざ流しそうめんをするとなると広い場所が必要だったり、いちいち竹を組み立てなくてはいけなかったりとなかなか面倒臭いのも事実…
このままでは、日本から流しそうめん文化が消えて夏バテ人口が増加。精をつけようとウナギを奪い合う人々の暴動により、街は火の海と化し、やけに香ばしい匂いと共に世界が崩壊することは間違いないでしょう。
というわけで、そんな悲しい未来を避けるために今回は……
「どこでも流しそうめんができる装置」を作ります!
場所を選ばず、どこでも流しそうめんができたら最高だと思いませんか?
今年の夏を最高のものにするためにも、早速製作を開始しましょう。
どこでも流しそうめん装置を作る
さあ、そんなわけで「どこでも流しそうめんができる装置」を作ることになった僕。
とはいえ、そんな装置は見たことも聞いたこともないので、製作は材料集めの時点で難航しました。
…そして、頭をひねりながらもホームセンターなどで買ってきた材料がこちら。
材料集め中、困り果てた僕を見かねてホームセンターの店員が声をかけてくれたのですが、正直に「どこでも流しそうめんがしたいんです」と伝えたところ、「何だ何だ」と他の店員がゾロゾロ集まってきて物凄く怖かったです。
…とはいえ、材料を集めているうちに何となくのイメージは浮かんだので、そのイメージに沿って装置を作っていきたいと思います。
まず、用意したのはこちらの4つの材料。
右上から「植木鉢」「お椀」「筒」「ホース」なのですが、まずはこの4つを……
こうします。
突然の出来事に「は?」と思った方がほとんどだと思うので解説をしますと、
4つの材料は、このような感じで組み合わさっています。
穴を開けたお椀と植木鉢が筒で連結され、そこにホースが繋がっている状態です。
そうしましたらホースを短く切りまして、
新たな材料である、メチャクチャ太いビニールチューブを…
ホースと連結します。
読者の方におかれましては、目の前で意味のわからない装置が組み上がっていく過程ほど恐ろしいものはないかと思いますが、もう少しで全てが解決するので辛抱していただけると幸いです。
ちなみに試行錯誤を繰り返しながらの製作なため、ここに到達するまでに3日かかりました。
さあ、植木鉢にゴムバンドを通したら、一旦このパーツの工程は終了。
次は、実際にそうめんが流れる部分を作っていきます。
今回ご用意したのは、流しそうめんには欠かせない「竹」。
やはり竹の上をそうめんが流れてこその『流しそうめん』ですからね。この竹を探すために色々なお店を回って何とか手に入れてきました。
そんな竹には、ペットボトルを加工したパーツを両端に貼り付けます。
僕の計算が正しければ、このペットボトルのパーツを竹に貼り付けることで、この装置の「流しそうめん感」がグッと上がるはずなのです。
……しかし、このあたりから設計図も作らずに製作を進めた代償が怒涛の勢いで僕を襲うことに。
「アレがこうなるためにはコレが必要」や、「ココをアレしたいけど無理では?」という様々な矛盾が次々と発生し続け、製作は暗礁に乗り上げてしまったのです。
……そして、製作開始から8日後。
数々のトライ&エラーを経て、半べそをかきながら試行錯誤をした結果…
こんな感じで、5つのパーツからなる「どこでも流しそうめん機」を何とか形にすることができました。
この形に辿り着くまでに嫌というほど試行錯誤を繰り返したため、見たことのないパーツや、アップデートされたパーツがあるかと思いますが気にしないで下さい。
さあ、それでは装置が完成したところで、早速この装置を組み立てて装着してみたいと思います!
装置を装着する
こちらの「どこでも流しそうめん機」の装着方法とても簡単。
まずは、網パーツ(新登場)をお腹部分に固定しまして、
次に、植木鉢パーツに取り付けたゴムバンドを首にかけ、植木鉢パーツを帽子のように頭にかぶります。
その後、植木鉢から出ているチューブを上半身に巻きつけまして、
そのチューブの先を、アップデートされた竹パーツに…
ジョイントします。
竹パーツの反対側には、排出パーツ(新登場)もジョイントします。
最後に、その竹パーツをお腹に固定された網パーツに引っかければ……
いかがでしょう。これが僕の8日間の努力の結晶です。
まさかここまで頭の悪いビジュアルになるとは思いませんでしたが、完成は完成に違いないので気にしません。
さあ、それではこちらの装置。一体どのようにして使用するのかと言いますと…
まず、こちらの風船を用意しまして、
そこに、そうめんと水を入れて膨らまします。
最後に、風船を頭上のお椀の中にある筒にセットすれば…
バシューーーーーンッ!!!
バシュシューーーーーンッ!!!
流れた~~~~~!!!
このように、風船のしぼむ力によって押し出されたそうめんが、チューブの中を通って竹の上を流れるのです。
後は、流れてきたそうめんをキャッチすれば……
流しそうめん最高~~~!!!
最高の流しそうめんを味わうことができるわけです。
この装置ならば広い場所も要りませんし、お手軽に流しそうめんを楽しむことができますよね。
さらに、チューブの中の水が首筋や脇などの冷感スポットを通るため、熱中症対策にも抜群の効果を発揮!
…万が一、そうめんを取りこぼしてしまっても、
チューブの先にはザルがセットしてあるので、そうめんが無駄になる心配もありません。
これはまさに、次世代の「個人流しそうめん機」と言っても過言ではないでしょう!
この装置さえあれば、自然豊かな川辺で流しそうめんをして癒されることもできますし、
逆に渋谷のど真ん中で、刺激的な流しそうめんをすることも可能です。
…製作に11日かかったとはいえ、この装置は今年の夏に大活躍すること間違いなし!
流しそうめんが好きな方は、是非とも作ってみてはいかがでしょうか?
ちなみにこれは余談ですが、シュノーケルとジョウゴを改造した「簡易版流しそうめん機」も作ってみました。
ジョウゴの中にそうめんと水を入れてシュノーケルをくわえれば、自動的にそうめんが口に入るという寸法なのですが、
こちらは大変なことになるのでオススメできません。
それではさようなら。
ライター:ARuFa
暇人ブロガー。
そばが好き。