みなさんこんにちは。凸ノです。

お久しぶりの本コーナー。

世の中から減ると(私が)心地良いのになあ……ということがらについて語る圧倒的エゴイスティックコラム「もういいかげんやめませんか?」のコーナーです。

早いものでもう5月ですね。この春から新入生、新社会人なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか?

いいなあ。これから悪いことたっっっくさん覚えるんだろうなあ!!

そしてそれとは逆に、この春から後輩や部下ができるなんて方もいらっしゃることでしょう。

本日はそんなこの春から先輩後輩になるみなさまへ、春の心地良い緑風のようなコラムをお届けしたいと思います。

今回の「やめませんか?」はこちらです。

 

 

 

 

 

 

 

大学の新入生相手に「若いな~」とか言っていませんか?

具体的に言うと今3年生で、新入生歓迎会で話した1年生に「先月まで高校生だもんなあ!」みてーなこと言ってませんか?

え? 言ってる?

あのなあ……。

 

 

 

 

大差ないわ。

しかしみなさんの言い分もわかります。半分本気だよね? 実際にやっぱ自分と比べると若く見えるし、世間的には大差ないけど、やっぱ違うよね? うんうん。

それを踏まえた上でもクソだよ。

 

この春先のキャンパスに吹き荒れ、蔓延する風土病…。一度罹ると妙に年上ぶった発言をしてしまう「先輩風邪」についてから、今日はお話をはじめましょう。

 

 

■いちいち先輩ぶった発言をしてしまう「先輩風邪」

先輩風邪をひいた人間は、たかだか1,2才しか違わない新入りに対して、妙に色々アドバイスしてくれます。

こうなってしまうと新入り、後輩としては目を合わせず「ッスね!!」という高校球児ばりの笑顔で返事するしかなくなります。

 

 

(自分と大差ない立場なのに、何か言ってくる先輩)

なんだこのメンドクセェ人は……と後輩に仏像よろしくのアルカイックスマイルで眺められないためにも気をつけたいですね。

しかしなぜ人は、先輩風邪に罹るのでしょうか?

それはまあ平たく言うと気持ちいいからです。先輩ぶるのはめっちゃ気持ちいいのです。アへります。

あるコミュニティがあり、そこに前から所属していた人間が新たに入って来た不慣れな人間に感じるある種の優越感の存在は否定できません。

新入りは「若い」のではなく「不慣れ」なのです。先輩は大人なのではなく「その場に慣れた人」なのです。

そして不慣れな人間に慣れた立場からアレコレ言うのは最高なのです!

特に学校などは特に何もしていなくても一年経てば、勝手に先輩になれるので勝手に気持ちよくなれます。最高です。

 

 

(どんどん気持ちよくなる先輩)

先輩風邪のメカニズムが理解していただけましたでしょうか?

とは言えここまでは微笑ましい話です。

そんなね、コラム書くほどの話しじゃないんですよ。このままじゃただのキレ過ぎオジさんのキレ過ぎコラムですよ。居酒屋とか近所に一人はいるタイプのアレですよ!

先輩風邪の恐ろしさはこれが悪化し「年寄りぶりっこ」に発展してからなのです…