2014年9月25日

【甜められ1】旧友の結婚式で舐められる

ゴリラ嫁の舐められウエディング

マイナビウエディングをご覧のみなさま、こんにちは。ゴリラ嫁と申します。

突然ですが、私はめちゃめちゃ人に舐められます。

どうやら私の、ナチュラルに自分より格下だと思わせてしまう負のオーラが、人々を狂わせてしまうようなのです。

コンビニでは高確率で箸を忘れられますし、送別会の主役が感極まって特に仲良くなかった同僚一人ひとりに握手をして回った時でさえ、順番を飛ばされました。


世の中には「ウエディングハイ」という言葉がありまして、結婚を機にテンションが上がり過ぎて正常な判断ができなくなっている状態を指します。
この「ウエディングハイ」と私の「舐められ」が出会った時、びっくりするようなケミストリーが起きるのです。


この連載では、私の身に起きた舐められエピソードを中心に、ウエディングに関するあれこれをお話させていただこうと思います。


では早速、本日の舐められエピソードを。

親しくない旧友の式に呼ばれることはよくありますね。もちろん私も経験があります!
私の場合は、そこに舐められ要素として

・日帰りできない遠方
・知人が一人もいない

という、なかなかにハードな条件がひょいっと乗っかってきます(後出しで)。

人数合わせにしても酷すぎますが、おめでたいお誘いは断らない主義の私。首を傾げつつ飛行機に乗って出席いたしました。


披露宴会場では黙々と料理を食べるマシーンと化し、知らない人たちの余興を無表情に眺めること一時間。宴も中盤にさしかかった頃です。



「ではここで、ゴリラ嫁様よりお祝いのメッセージをいただきましょう!」



……わし???

まさかのサプライズスピーチでした。
新婦に会うのは10年ぶり。知っている情報は、ふたりがインターネットで知り合ったということのみの北島康介状態。何も言えねえ。

焦りで顔を真っ赤にして数時間ぶりに発する声に痰が絡むこと絡むこと。咳をしても、一人。

なんとか話し終えて席に着きましたが、あれですね。
サプライズっていうのは、された後に

「やだぁもう〜〜〜!恥ずかしかったぁ〜〜〜〜!!」

って言える人が側にいて、

「そんなことないよぉ〜、ゴリちゃん良かったよっ!」

って返してもらってこそ!成り立つものですね。

イラスト: マキゾウ
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プロフィール

昼は会社員、夜はオモコロライター。
記事に書いたほとんどの新郎新婦と交流がなくなっているのをいいことに、ウェブの片隅で翼を広げております。

ゴリラ嫁のTwitterアカウント
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