他人の内輪ネタ、死ぬほどどうでもいいし興味ないよな。知らない内輪ネタを聞かされた時ってうんざりするよな。

 そんな内輪ネタもいっぱい集めて並べてみたら、そんな全然知らなさがキラキラ輝きだす。

 座れ。「お前たちの内輪ネタを教えろよ」の時間だ。

 前回はこちら!

 

 今回も「エピソード型」「ハイコンテクスト型」「意味不明型」に分けて紹介していくぞ。正直この分類方法にも限界を感じてきたけど便利だからこのまま行こうね。

 

 全部は紹介できないことをご了承くださいね。でも送られてきたのは全部ちゃんと読んでるからね。

 

変な先生や印象的なエピソードが内輪ネタになったタイプ
『エピソード型』

良いところ

学生寮に住んでいた時のこと。月に一度の寮の掃除に寮母さんの息子が来ていた。

息子はその日初めて寮に来たらしく、高台からの景色を見て、「日当たりが良くて良いところだねぇ!」と言っていた。

そのことを先輩に話したら彼女の中で何故かヒットしたらしく、「〇〇で良いところだねぇ!」を連発するようになった。

回転寿司に行ったら「お寿司が美味しくていいところだねぇ!」、犬の散歩を見かけたら「犬が歩いてていいところだねぇ!(自分の街です)」また、別に良いところじゃなくても、「雨が降ってて良いところだねぇ!」「寒くて良いところだねぇ!」みたいにとりあえず最後は褒めるというパターン。その先輩といるとどんな場所でも「良いところ」になった。

先日、彼女は結婚の為、九州に旅立ちました。とっても寂しいですが、先輩の住む街はきっと良いところだねぇ!

今井未定

  褒め言葉としてもかなり上位だな。「良いところだねぇ」

 

ぽとんしゃーぷー

実家ではチラシで折った紙箱を簡易ゴミ入れとしてストックしていたのですが、そのストックの袋に当時幼稚園児だった妹が落書きをしました。

その絵が「うんこを出すお尻」「おしっこを出すお尻」「おならを出すお尻」を三つ並べた妙に味わい深い作品で、ご丁寧に

「ぽとん」「しゃー」「ぷー」

とキャプションまで付いていたことに家族全員ウケてしまい、それ以来チラシで折った紙箱そのものを「ぽとんしゃーぷー」と呼ぶようになりました。

ピスタチオ

  これくらいの下ネタが一番ちょうどいい。

 

いける!いける!

大学生の頃友人とカードキャプターさくらの話題になり、

友人が「決め台詞ってなんだっけ?『いける!いける!』だっけ?」と言って そんな感じだっけ?と調べたら「絶対、大丈夫だよ」だったので

全然違ってびっくりしてめっちゃ笑って

後にパンの賞味期限きれてたりとかすると「いける!いける!」と励まし合っていました

KSSN

 意味はほとんど同じなのになんだこの軽薄さは。

 

世も末

お嬢様学校とか言われちゃう女子高出身です。

当時は髪が肩より長い場合は三つ編みにしなければならなかったのですが、ある放課後の教室でおしゃべりをしていたとき、友人がなにげなく三つ編みを解いて髪をブラッシングし始めました。

そこに通りかかった風紀担当の初老の女の先生が、その様子を見てくわっと目をむき、「まあはしたない!世も末ね!!」と言い捨てて立ち去りました。

我々はしばらく呆然としていましたが、次に「何が?」「なんで?」「ブラッシングが世も末って何?」とめちゃくちゃ笑いました。

その後、まず「そのスカート短すぎて世も末!」と身内の風紀的指導用語になり、次にそこから転じて「暑くて世も末!」「パン売り切れて世も末!」と情動を表す記号になって3年間使われ続けました。

ちなみにブラッシングしていた友人は「よも」というあだ名になり、今でもそう呼ばれています。

ぽむきち

 今まで見たあだ名の中で一番センスがいい。

 

weapon

部活の合宿中の出来事です。合宿のスケジュールの内に2時間程度勉強する時間がありました。

しかし早々に勉強に飽きてしまった僕らは真面目に勉強してた一名を除いて英語縛りゲームを始め、自分も含め皆がカタコトの英語で会話してふざけ合っていました。

そして皆のテンションが最高潮に達した頃に魔がさした僕は真面目に勉強してた友人に突然プロレス技をかけました。邪魔された友人は激怒しシャープペンシルの先で僕を突こうとしてきました。

その手をなんとか振り払い避難した英語縛りゲームに参加中の僕はシャーペンを握りしめる友人に指を指して「He used weapons」と言いました。

それが何故かめちゃくちゃにウケて今ではシャーペンの友人が棒状の何かを手に持つたびに「それweapon ?」と皆が彼に聞くようになってしまいました。

オニオオハシ

 こういう何が面白いのか全然説明できないけど面白くて仕方ないやつが投稿されるとやっててよかったなと思う。

 

人にタッチ

家族で夕飯に鍋をした時。

当時幼稚園生だった食いしん坊の妹が「まだ?まだ?」としきりに
聞くので、母が「一煮立ちするまで待って」と答えると、おずおずと私にタッチしてきた。

何?と聞くと「人にタッチした!」と。

あまりにも可愛かったので家族一同くぅ〜!!!!となってしまい、その後鍋をするたびに「人にタッチ人にタッチ」言いながら家族でいちゃこくのが流行ったが、笑いすぎてわりかしやばいテーブルの揺れが発生し母から人にタッチ禁止令が敷かれ収束した。

ちーよ

 可愛い。

 

方丈記

高校の頃の話です。

古文の授業で方丈記の冒頭を暗記して先生のいる個室で1人ずつ音読するというテストがあったのですが私を含め頭の弱い友人たちはなかなか覚えられず苦戦していました。

友人の一人がなんとか簡単に覚えれないか思案した結果、青いイナズマのサビのリズムに合わせて歌うという荒業をあみだしみんな覚えることは出来たのですが音読の際、頭の中のリズムに引っ張られ「ゆく河の流れは絶えずして!しかも!もとの!水にあらず!」のように謎の区切りで語気が強くなる自分に少し笑ってしまい先生に怪訝な顔で見られました。

それから数年たった今でも友人共々、方丈記の冒頭をそらで言える代わりに青いイナズマを聞くと方丈記が想起される頭になってしまいました。

阿須美

 これは発明かもしれない。

 

シーズー

高校生の時、友人の元彼氏と部活が同じだった。元彼氏はどうにも未練があったらしく、よく私に仲を取り持って欲しいと頼んできたものの、私自身は友人の味方だったのでかなり鬱陶しかった。

ある日、あまりにもしつこかったせいで折れてしまい、友人に元彼氏の気持ちを伝えることになった。ただ、いざ伝えようとした際に元彼氏の名前を何故かど忘れしてしまい、なんとか伝えようと「あの…アンタが付き合ってた…シーズー系の駄犬みたいな顔の奴が…まだアンタのこと好きっぽいよ…」と言った結果、「シーズー系の駄犬みたいな顔」というフレーズが友人のツボに刺さったらしく10分くらい笑われた。

以後、2人の間で「シーズー系の駄犬みたいな顔」というフレーズがしばらく流行った。未だに元彼と同系統の顔を見ると「シーズー系の駄犬みたいな顔やな…」となってしまう。

シーズー系の駄犬顔とはこれ如何に

 まあ、可愛いしギリ褒めか。

 

羅刹

中一の頃、仲間内でスマホゲーのモンストが流行っていました。

ある日の休み時間、「羅刹」というキャラクターの立ち絵が一刀流だったか二刀流だったか、という極めてくだらない議論で白熱していました。

私を含めた大多数が一刀流派だったのですが、どうしても意見を譲らない二刀流派の男子が急に「違う!羅刹はこうやって闘うねん!キェェェェェェ!!!!!!」と奇声を発しながら両腕を振り回し、一刀流派の我々に切りかかるという暴挙に出ました。その突拍子の無さに、そこにいた全員が顔を真っ赤にするまで爆笑してしまいました。(当の本人も)

以降、「羅刹」=「奇声を発し暴れ回ること」となり、しばらくの間は皆で「羅刹ごっこ」に興じていました。

ちなみにモンストの羅刹は一刀流で、奇声も発しません。

KoTa2

 なんでそこまで自信満々だったんだよそいつは。

 

脱げよ

3年間クラス替えのない特別クラスにおり、女子の人数が5分の4を占めるクラスだったためクラスほぼ全員の女子に恥じらいがなかった高校時代。もうとにかく「面白い者が強い」クラスで、笑いのためなら何でもしてました。

ある日、大スベリした子がいたのですが、その子が「お詫びです」と言って制服を脱ぎ始めそこでクラス全員ひっくり返るくらい笑ってしまい、その時からスベった奴に「脱げよ」と返すのが流行りました。

卒業して3年経った今でも、おもむろに脱ぐことが世の中で1番面白い動作であると思っています。

サバ缶

「おもむろに脱ぐことが世の中で1番面白い動作である」もしかしたらそうかもしれない。

 

強い仲間意識や友情が生んだタイプの内輪ネタ
『ハイコンテクスト型』

尿検査

高校生の時、麻薬取締的なテレビ番組で

「おい!!ちょっと待て!お前は尿検査だ!!」

というフレーズが出たのがなぜかグループ内で爆ハマりしてしまい、 レモンティーなどを1口分けて貰う際は絶対に

「おい!!ちょっと待て!!!尿検査させてください!!!!」

と大声で叫ぶのがルールになっていました。

今思えば普通に下品すぎますが、 当時は女子高だったのもあっていつの間にか知らない下級生まで飲み物を分けてもらうことを“尿検査”という最低な隠語で表していました。

当時のグループで集まるときは「ちょっと尿検査させて」と言って1口もらってます。いい大人ですがいまだにゲラゲラ笑ってます。

ぼん

 見事な下品さだ。

 

目覚めしもの

動物園やペットショップで、他がのんびりダラけているのに1匹だけオリから出たがっている奴、入り口やカギのあるところでガリガリ前足で頑張っている奴を彼氏と「気づいたもの」「目覚めしもの(仏陀)」と呼んでいます。

町田リス園にいた目覚めしもの(モルモット)、元気かな・・・。

こはる

 赤いピルを飲んだな。

 

お二階

大学時代の落語研究会(落研)での内輪ネタです。

古典落語に「鰻屋」という噺があり、素人同然の鰻屋の主人がその捌き方のまずいところを見せたくないがために、「どうぞお二階へ!」と客を調理場の見えない二階へとおすというくだりがあるのですが、先輩がその噺をしたのをきっかけに、「どうぞお二階へ!」が同期の間でしめやかに流行しました。

居酒屋で二階席にとおされるたびに「どうぞお二階へ!」と口々に小声で言う、というただそれだけなのですが、当時は大学生で飲み会も多く、また大人数なので大抵が二階席ということも相まって、かなりの頻度で「どうぞお二階へ!」が発生していました。

その後社会人になって、二階席にとおされた時「どうぞお二階へ!」と言ってしまい、誰も呼応してくれず寂しかったのでここで供養します。

うちだけではなく、どこの落研でも同様のもの(落語の中のくすぐりを日常に取り入れる)があるかとは思います。

おちけん

 こういう界隈ならではのやついいよね。

 

ボコボコ

高校時代、毎日お弁当を食べるグループの友達のひとりに、毎日アンパンマンポテトを入れてくる子がいた。

ある日、その子のお弁当箱からベコベコに凹んでいてボコボコにされたアンパンマンのようなポテトが出てきた。

そのあまりの負けっぷりに何故かツボにハマり、それから「今日のアンパンマン大丈夫?」「大丈夫、ちょいボコくらい」とアンパンマンボコボコチェックが昼食時に開始されるようになった。

もじ

 アンパンマンボコボコチェック。

 

血判状

女子高生だった頃、日本史で習った血判状(百姓が訴える時に使う署名に血判を押すやつ)にビビッときて、クラスの中の日本史専攻20人くらいでことあるごとに血判を押していた。

授業中にこっそり回すメモにも血判、クラス内回覧のプリントにも血判、文化祭の出し物の投票にも血判

みんな血判用の安全ピンを筆箱に忍ばせていたし、痛みなく指先から出血させられる子は「抜き師」と呼ばれて崇められていた。

3月になって進級する時に、日本史の先生への寄せ書きにみんなで血判を押したらかなりの問題になり、担任・学年主任(日本史の先生)・指導担当・副校長の集まる場でバチボコに怒られた上で「もうしない」と誓わされた。

そして、世界史専攻の子達からは「日本史専攻はヤバい奴らの集まりだ」と噂されていたことを後から知った。

中高一貫の女子校での出来事です。

山本五平で御座い

 女子高生って俺が思ってるよりおかしい生き物なのかもしれない。

 

126番

高校1年から2年生くらいまでの間流行ったネタなのですが、一人だけ何かを知らなかったときなどに発動するものでした。

周りから「そんなことも知らないの」「バカだなあ」などとバカにされる流れになり、一通りバカにされたら、バカにされた人は「じゃあポケモンナンバー126番がなにか知ってるんか!?」と逆ギレ。

逆ギレされた人は口々に「わからん」「なんだろ」「教えて」「知りたい」などと教えを乞い、バカにされた人は「ブーバーじゃ!…ふざけんな」(「ふざけんな」の部分は「バカにするな」「2度と逆らうな」など毎回変わる)とキレ気味に返す、と言う流れが流行っていました。

最初は何かを知らなかった時にだけ発動していましたが、徐々にミスを指摘された時やバカにされた時など、この流れになってました。

今となっては何が面白かったのかわかりませんし、当時の友達はいまでもみんなポケモンナンバー126番を言えます。

ポケモンいえるかな

 ブーバーだけで知識マウントとっていけ。

 

末人

倫理の授業でニーチェか何かを習った時に、「おしまいのにんげん」と言うワードが私と周りの友達で流行りました。

課題をやっていなかったり夜更かしをしたり新しいソシャゲにハマったりして、「あ、人間として終わってるな」って思った時に「おしまいのにんげんじゃん」って言い合ってました。

オモコロにハマり始めた時も「おしまいのにんげんじゃん」と言われました。おしまいのにんげんです。

ねじ

 よう、おしまいのにんげんたち。読んでるか。

 

ねぇ

高校の友人とコンビニで仲良く買い食いして帰るとき、「ねぇ、(自分の名前)、まだ怒ってる…?」と突然聞いてきました。

とっさに私は怒っている風に無視をしたのですが、コンビニの前で煙草を吸ってたおじさんからすれば、自分は友人と何らかの喧嘩別れをして未だに怒っていると思ってるよね、と二人で大笑いをし、たまに会う時も「アレやろうぜ」と言ってこの一連の劇をやります。

たまに電車の中で早い段階でやることで、次の駅に降りるまで電車の両全体を気まずい雰囲気にするのがとても楽しかったです。たまに役が交代することもあります。

ぺも

「は?」とか聞き返さずにとっさに無視したのがえらい。

 

白い花

酒類業界に勤めています。

ウイスキーのテイスティングを勉強していた際、お手本の味わいノートで “オーク樽の焦げた香り” や “蜜のあるリンゴ” などわかりやすい言葉の中にのたま〜に“白い花”とだけ表現されるものが散見され、

同僚と「いや白い花て何???品種は??」「抽象的すぎるだろ」と勉強に疲れていたのもあって大盛り上がりしました。

それからその同僚とご飯を食べている時は「それどんな味?」と聞いて、聞かれた方は「う〜ん…白い花、かな」とキメ顔をして返して2人で爆笑する、というやりとりが誕生しました。

(ビビンバやラーメンなどの白い花と真逆の存在であればあるほど盛り上がります)

酒カス

 さっきの落語のやつもだけど、こういう業界内輪ネタ最高。

 

える

小学生の頃に「何かを得た」、「なにか得をした」ことがあるとみんなで「得るねえ〜〜!!!(えるねえ)」と囃し立てていました。徐々にそのノリはエスカレートしていきました。遊ぶ場所を決める時にも「得るねえ〜〜」、友達の名前を呼んでは「得るねえ〜〜〜」。今思えば何も面白くないのですが、当時はかなり流行っていたのを覚えています。

新潟仕込み

 これいいな。バズった人とかをこれで囃し立てたい。

 

もはや完全に意味がわからない
『意味不明型』

相打ち

小学校低学年の頃、向かい合わせになった友人と「かめはめ波」を打ち合い、徐々に近付いて構えた手がぶつかった瞬間に「相打ちんちん!」と大声で言うネタが流行った。

力が拮抗してなかなか近づけない芝居が長ければ長いほど、「相打ちんちん!」と言えた時の喜びが大きかった気がする。

なにぬにょ

 ドラゴンボールのギャグっぽくはある。

 

悪魔

高校時代、試験直前まで必死に暗記しようと教科書を読んだりしていると、「俺は悪魔だ~~」と言って暗記を邪魔する悪魔?のフリをする遊びが高橋と自分の間で流行っていた。

毎回高橋は「うわ~!!!助けてくれーー!!!」と本気で周りに助けを求めてるのが死ぬほど面白くて試験直前なのに腹がよじれるほど笑った。

今思うとあれは本当に誰かに助けを求めていたのかもしれない。

私アロハ

 高校時代でこれってのが良い。

 

東京証券取引所

中学三年の頃、同じ塾の男子数名で流行った流れです。

お互いが変装した偽物でないことを確かめるために、相手にお尻をさすられたら「東京証券取引所」(公民の授業で習いたてでした)と言わなければならないルールがありました。

うっかり言いそびれた時なんかは、自分が本物であると証明するためにそれはもう苦労したものです。

ブラウン管神父

 東証でも実際に用いられているセキュリティです。

 

クライマックス

小学生低学年の頃に友達の家に4人くらいで集まって遊んでいた際、うち2人が「クライマックスするか」と言い出し、何をするのかと思うと急に部屋を真っ暗にして、懐中電灯など光るものを片手に踊り狂いはじめた。真っ暗闇で懐中電灯を持ち騒ぎ倒す遊びのことだった。かなり楽しかったが、家主の友達の親に怒られてその日限りの遊びとなった。

といたん

 いいな、やりたいな。

 

落とし物

小学校の頃、一年に一度長らく保管されている落とし物をまとめて、全クラスに回して持ち主を探す慣習があった。学級委員が皆の前でその落とし物を一つずつ取り出しながら、持ち主がいないかを探すのだが、全ての落とし物に「かわいい〜⤴︎」と反応しなければならない風習があった

み!

 なんで。

 

ミー!

小3のころの同級生のHくんと、「粉~雪~」のワンフレーズを横に揺れながら歌ったあと、「ミー!」と叫びながら気をつけをして小ジャンプをするということをやっていた。詳しくは覚えてないけど、そういうノリのことを「アレ」と呼んでおり、面白いノリが出来ると「これ、アレにするか」と言って「アレ」のレパートリーに加わる。だが、翌日には忘れられており結局「アレ」で残ったのは「粉雪」だけだった。

ピザ

 マジで何なの。

 

アヒージョ

1秒に1回くらいのゆったりとしたペースでサイドステップを踏みながら腕を横に振りつつ、リズムに合わせて「アヒージョうんこの舞〜」と一定の音階で歌う”アヒージョうんこの舞”がものすごく流行った。

佐藤核弾頭

 アヒージョうんこの時点でわからないのに舞になっちゃったら本当にわからない。

 

召喚

小学生の頃、私、T君、K君の仲良し3人組の中で黄金のドラゴンを召喚する遊びが流行りました。

椅子の上に3人で片足を乗せてなにか適当な呪文を唱えると、ドラゴンが出てきて(このドラゴンはT君が腕で表現する)近くにいる人を攻撃する、というクソバカな遊びです。しょーもないのですが小学生的には面白すぎて毎日のようにドラゴンを召喚していました。

2人とはしばらく疎遠になってしまうのですが、ある日、T君とK君に再会しました。それ以来遊ぶようになるのですが、黄金のドラゴンのことを覚えているか聞きたくても、あの遊びを説明しようとすると笑えて喋れなくなってしまい、「黄金のっ……!」までしか毎回伝えられませんでした。

しかしある日、3人でいるとき突然T君がこの遊びのことを思い出しドラゴンを召喚、それを見たK君も思い出し、約10年越しに3人でドラゴンを召喚できました。超絶面白かったです。

黄金の龍

 いい話だなあ、わけわかんねえけど。

 

でったい

高校の時、例えば「昼は焼きそばパン食べようかな」みたいな他愛ないことを言ったあと「でったい(絶対)に……!!!!」と虚空を見つめながらバカでかい声で誓うというのが流行った時期がありました。周りは「え!?」「でったいに!?」「意思がつよい…」など口々に驚愕し、誓った本人は「うん、でったいに。」と天丼をかますまでが一連の流れでした。発祥も笑いどころも定かでない上に自分を含めた7〜8人しか伝わらないネタのために大声を聞かされた当時のクラスメイトには申し訳ないですが、今でも脳内でたまに誓うほどお気に入りでした。

王政ヌッコ

 でったい絶命都市。

 

ハト

女子校時代にハトが流行り、クルックー!!クルックー!!と言いながら廊下や校庭など充分に広いスペースであたかもすれ違うのが困難みたいな動作で苦しそうにすれ違うのが生き甲斐でした

十子

 全部おかしいんだけど、ハトべつにそんな習性なくない?

 

 今回はここでおしまい。みんなはお家に帰って寝る前に「あれはなんだったんだろう」と自分の過去に想いを馳せてみましょう。

 皆さんもこれを読んで「そういえばうちも内輪ネタがあったばい」と何か思い出したらぜひこのフォームから教えて欲しい。記事がまたウケたらまた紹介するかもしれない。

 

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